わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

右ばかり

 

約1年前。

灼熱の夏の奈良で右足首を思いっきり捻挫した。ゾウのように足首が腫れ、歩くことも、靴を履くことも、ままならない日々が長く続いた。すっかり痛みを感じなくなった今でも、右足で階段を降り始める瞬間はやや気を使うし、道の段差には神経質になっているほどだ。

 

1か月前。

腰の右側を痛めた。座るのにも立つのにも「ひぃっ」と、声が漏れてしまうほどに痛い。幸いにも大人しくしていたら声が出るほどの痛みは治まったけれど、今も家の中では整形外科でもらったサポーターをつけて生活している。

 

3週間前。

ふと気づくと首筋の右側が痛いことに気づいた。普段生活している時はなんともないけど、腕を後ろに反らすと痛い。下を向いてもズキッとすることもある。肩こりが原因でもなさそうだし、寝違っているわけでもなさそうだ。これも四十肩のせい?と、疑いつつも、特定の姿勢の時だけ痛いため、整形外科に行くべきか微妙なラインで悩んでいる。

 

さて、2週間前。

息子たちのリクエストの晩ごはんのからあげを揚げていたら、右の手首の外側に撥ねた油が飛んできた。「あっつ!!」と、叫んだものの、こういうのは日常茶飯事なので、鶏肉をぎっとにらみ手首をさすっていたら、いつもよりも飛んできた油の量が多かったらしい。みるみるうちに痛くなり、ぷくっとした小さな水ぶくれが出来てしまった。

慌ててオロナインを塗ったけれど、火傷というのはあとからどんどんジンジンしてくる。うう、氷でも当てておけばよかった...。

 

さらに、1週間前。

洗濯物を干していた時。我が家のタオルハンガーは、ステンレスで出来ている。タオルを干すのに、洗濯ばさみがつけられているステンレスの輪が外れていることに気づかないまま、飛び出たステンレスの棒の部分で右の手首の内側をひっかけてしまい、長さ3センチほどのひっかき傷が出来た。ぎゃっと思わず左手で傷を押さえ、おそるおそる見てみたら、血がじわっと出てきていた。

火傷に続き、切り傷まで!今度はマキロンを傷にかけてバンドエイドを貼った。いくらわたしのたくましい手首でも、内側と外側の両方に傷が出来るとやや痛々しいではないか。

 

そんなことを思っていた3日前。

わたしは、お風呂で体を洗おうとボディーソープに手を伸ばしていた。我が家は肌の弱い息子たちが使うキュレルのボディーソープを浴室の棚の下に、わたしと夫が使うなんでもないボディーソープを棚の一番上に置いている。棚の上ともなると、わたしの背よりも高いため、ボディーソープを使う時には、それを見上げる形でタオルを添えてポンプを押さなければならない。

いつものように、キュッキュッとポンプを押すと、なんと右目にボディーソープの液体が直撃した。ちなみに我が家のボディーソープは泡ではなく液体である。

あの液体が目に入った時の痛みは、今まで生きてきた中で一番痛い目の痛みだった。ぎゃー!!と、一人で叫びながらシャワーのお湯を手ですくい、目を何度も何度も洗った。痛い。目が開かない。でも流さないとずっと痛い。燃えるように滲みる。助けてー!

やっと、瞬きが出来るようになったけれど、目の奥がコロコロとしてなんだか白目が腫れている。翌日も違和感が治まらなかったので眼科で診てもらったらところ、目に傷が入って炎症も起きていた。ただ、そこまでひどくはなかったらしく目薬だけで大丈夫とのことだった。何日か目薬をさしていると、コロコロとした違和感や眼球の痛みは治ったのでホッとしている。

 

気がつけば、足、腰、手、首、目と、やたらと右ばかり痛い目に遭っている。なぜ右だけ?もう流石にこれ以上負傷することはないと思いたいし、なんだったらこれくらいで済んでよかったと思うべきなのか。ただ、次に体の右側に何か痛くなるような怪我をしたら、ちょっと怖い気持ちもする。そうなったら、いよいよご近所の神社で、神頼みをするしかないかな、とも思っている。

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わたしの相棒、腰のサポーター

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