わたしのあたまのなか

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Netflix再チャレンジ(2、3か月目)

 

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息子(13)が「イカゲームを観たい」と言って今年の7月から再契約しているNetflix

息子はどうやらたった数話で飽きて全く観ていないようだけど、わたしとしてはまだまだNetflixで観たい作品がいっぱいあるのでそれに気づかないフリをしているが、そろそろ辞め時かな、とは思っている。と、いうか「ここで一旦やめよう!」と、決めてしまわないと、どんどんおもしろそうな作品が配信されるのでいつまでもズルズルと続けてしまうのだ。

 

1、ラ・パルマ(海外ドラマ)

あらすじ

ある家族がクリスマス休暇で訪れたラ・パルマ島。ところが、実はその島には大噴火の予兆が。それだけではなく、もし噴火が起きれば山は崩壊して海に崩れ大津波が島を飲み込んでしまうという。ところが、政府は大昔の噴火の誤報の痛手を引きずりなかなか公表しようとしない。そんな中、恐れていた通り、噴火は始まってしまい…。

なぜか目についたこの作品。たった4話で完結するというのも手軽だったので観てみることにした。途中まではハラハラして楽しめたのだけれど「それは無理があるのでは…?」という展開がポロポロ出てきて、終わるころには思わず「そんなわけないやろ」とツッコみながら観るはめになってしまった。

ただノルウェーで制作されているため、普段アメリカかイギリスのドラマしか観ることのないわたしには聞きなれない言語でいい気分転換にはなった。恐らく好き嫌いがはっきり分かれてしまう作品ではあるけれど、ドラマ、と割り切ればあの展開もアリなのかも知れない。だって「ドラマ」なんだから。それにしても、ではあるけれど。

 

2、マイライフwithウォルターボーイズ・シーズン2(海外ドラマ)

昨年のNetflixチャレンジの時に出会ったこのドラマ。

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古き良き海外ドラマ、という感じでわたしはいっぺんでこの作品が好きになり、原作本を探したところ、洋書でしか販売されていなかったため、大人しくシーズン2を待っていた。

うんうん、いいのよ、海外ドラマってこんな感じでいいのよと、深く頷きながら観てしまう展開と映像。麦畑に夕日とか朝食にコーヒーとワッフルとかそういうベタな映像が安心して観ることができてすごくいいのだ。

さて、物語の方では、主人公のジャッキーの恋心が行ったり来たり。観ているこちら側はもうやきもきしちゃうんだけど、その焦らせ具合もしつこくなくて無理やりでもないので、スルスルと引き込まれてしまう。そんなわけで、前回も「これ、シーズン2あるよね?」というラストだったけど今回も「これは…(シーズン3)ありますな」というラストだったので、この作品が大好きなわたしには大きな楽しみがある展開となった。

待ってるよ、シーズン3!!

 

3、ウェンズデー・シーズン2後半(海外ドラマ)

大好きなスティーブ・ブシェミが加入した大好きなウェンズデーだったので、わたしは本当にヨダレを垂らす勢いで楽しみにしていたのだけれど、悲しいかなシーズン1の方がテンポも内容もよかった。

裏を返せばシーズン1が最高すぎたのかも知れないし、ブシェミの奇妙で不気味で情けない感じを、もっと出してくれよ!!と、やや前のめりで求めすぎてしまったのかも知れない。

ただ、ティム・バートン監督とスティーブ・ブシェミと来たら、やっぱり期待するじゃないですか。ブシェミの使い方を一番分かっているはずだから、と思うじゃないですか。でも、なんだか期待は超えてくれなかったんだよなあ…。何よりブシェミの無駄遣いでは?!と思ってしまうところがいくつもあった。いや、でもやっぱり期待しすぎたのが原因だな、きっと。

それでも、シーズン3がもう今からすでに楽しみではあるので、ウェンズデーはいいドラマなのだと思う。公開されたらまたNetflixを契約して観よう。

 

4、スタートアップ:夢の扉(韓国ドラマ)

夫に「これ、観た方がいいで」と勧められて観た作品。

ふんふん、なるほど、おもしろそう、とは思いつつも16話もあるので途中(と言ってもたった1話だけ)で断念した。

面白そうなんだけど、夫からも「絶対顔のタイプ好みやろうなって人出てるで」と言われたけれど…なんだか手が伸びない。波に乗れば観れたのだろうけれど、そこまで辿りつかなかった。ちなみに夫は夢中になって観ていたので、きっといい作品なのだろう。

 

5、今際の国のアリス・シーズン3(国内ドラマ)

シーズン2でてっきり完結したと思ったこの作品のシーズン3が配信されると知って、わたしは正直驚いた。あれからの続きなんてあるの?どうなるの?と思っていたら、今際の国から帰還したアリスたちが再びあの世界に戻るという。

そんなことあるー?と思いながら観たら、ハラハラドキドキの連続だったシーズン1、2と比べて圧倒的に華やかさやスピード感に欠ける。おかしいなーおかしいなーと首を捻りながら観ていて、ふと気づいた。

「これシーズン3じゃなくて、スピンオフと思って観た方がいいのかも知れない…」

続き、じゃなくてスピンオフと思って観れば、なんとなく納得できる展開。よくわからない登場人物やキャラ設定も「スピンオフやからな…」と、受け入れることが出来た。ただ最初から3部作のつもりでは作っていなかったよね?とはやっぱり思ってしまう。こちらとしては、2部作で充分だったんだけどな、と、このシーズン3の存在は謎に感じるけれど、結局この物語が一体どこにどうやって着地するのか知りたくて最後まで観てしまった。

そして改めてシーズン1と2は最高に面白かったなと思った。またいつか1と2はもう一度観ようと思う。

 

6、オレたちブーツ

あらすじ

いじめられっ子のコープは、高校卒業を機に大親友のレイと共に海軍への入隊を決めた。ところが、そこは常識も尊厳も自由も全くない地獄のような訓練場。上官には怒鳴られ、同期たちには足手まといと足蹴にされ、コープは今すぐここから逃げたい気持ちを抱えつつも、やがて仲間との絆も芽生え始め…

ラ・パルマと同じくやたらと目についたこの作品。

アメリカの海軍になぞ全く興味もなかったのだけれど、1話を試しに観てみたら、あっという間に惹きこまれてしまった。なぜかというと、主人公のコープを演じる俳優さん始め、全員の演技が素晴らしいのだ。このコープはいじめられっ子でしかも(当時は)海軍には入ることが出来なかったゲイ。心の中の葛藤がもう一人の自分としてよく語りかけてくるシーンの一瞬の表情の変化などが本当にすごい。新兵たちは全員丸刈りで見分けがつきにくいかと思いきや、それぞれキャラがしっかり立っているのもいい。

人として扱われない訓練場の様子や、差別的な言動が横行していた描写など、色々と論争はあるようだけれど、臆病な殻を破りながら葛藤しながらも人間的に成長していく様子は見ごたえがあって素晴らしかった。観てよかったな、と思える作品だった。

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最近の海外ドラマを観る時の相棒