わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

本と食

元々食に関する本が好きで、食にまつわるエッセイをよく読んでいる。食いしん坊なこともあるが、文から味を想像したり、それを味わうまでの過程を読むのが好きで、わたしにとってはとてもいい気分転換になる。 さて、最近読んだ数冊の本が全て食にまつわる本…

絵本の思い出

今週のお題「絵本」 今週のお題を見て、そういえば息子たちの好きだった絵本って...と、ここのところずっと物置にしまいっぱなしになっていた絵本を久しぶりに取り出してみた。 はじめての絵本 特に思い出深いのは、はらぺこあおむしだ。 ぼろぼろになるまで…

失われたものたちの本

夏からコツコツと読んでいた本が終わってしまった。 「読み終わった」と表現するよりは、まさに「終わってしまった」という気持ちの方が大きいほど、大冒険の本だった。 あらすじ 病で母を失った幼いディヴィッドは、父と2人きりの生活にも慣れず、その後義…

「父ちゃんの料理教室」

辻仁成さんの「パリの空の下で 息子とぼくの3000日」が好きで、もう何度か読み返している。 あのコロナの閉塞感、焦燥感を思い出すものの、日々の小さな発見や工夫で喜びを見出しているところや、変化する人間関係や、くっついたり離れたりする親子関係を読…

2024 夏休みに読んだ本

せっかくなので、夏休み中に読んだ本でも記録しておこうと思う 前から気になっていた「北欧こじらせ日記」 読んでみたらやっぱり楽しくてわくわくがいっぱい! 我が家ではこの本がきっかけで一時北欧ブームが巻き起こり、 何年ぶりかに「かもめ食堂」を観た…

透明な栞作りと、本の思い出

初めての透明な栞作り どうやら世の中には推しの方を透明にしてトレーディングカード(トレカと言うらしい)にする文化があるそうだ。それを栞に応用している方々がいて、YouTubeなどで調べてみると、100均の手作りラミネートカードに縮小サイズにカラーコピー…

ある行旅死亡人の物語

書店に行った時に面出しされている棚の中で表紙が気になり足を止めて本を手に取ったのが始まりだった 『行旅死亡人』 初めて目にする言葉は読み方すら分からなかった ゆきたびしぼうにん? こうりょしぼうにん? 正解は、『行旅死亡人(こうりょしぼうにん)』…