休日の夜になると、息子(9)が「みんなでなんかして遊ぼう~」と言う時がある。大体その時に遊ぶものといえば、
1.人生ゲーム
息子(9)か夫が大金持ちになって終わることが多い
2.オセロ
3.将棋
4.トランプ(ババ抜きか、7ならべ)
5.ネコチーズをうばえ(ダイソー)
誰とも被らなければチーズをもらえるだけだが本性が出るゲームだ
6.ぼくちく!(ダイソー)
せーの、で開いたカードと同じ動物をいかに早く取れるか
7.おすしカード(絵合わせカード)
美味しそうなお寿司の写真が使われているカード。お腹が空く。
8.UNO
である。
一時ダイソーから発売されたカードゲームが子どもたちと遊ぶのにちょうどいいのではないか?と、買い集めたことがあった。その時ちょうどダイソーからカードゲームが一気に発売されたタイミングでもあったのだ。
100円だし気軽に試せるということで、たくさん買ったが、その中でもルールがわかりやすく面白いねこチーズをうばえと、ぼくちく!が、今もなお我が家では遊ばれ続けている。
この他にもたくさんあるが、気軽に試せるのが嬉しい
さて、息子(12)もそうだったように、息子(9)も日曜日の夜に土日の休みが終わるのが名残惜しくて泣いてしまうことが多い。「かぞくでいる休みがおわってしまうー」と、大泣きしている息子を見ていると(一緒に住んでんねんから、明日の朝も会うんやで…?)と思ってしまうが、この子にとっての家や家族は泣くほど好きな場所で好きな物なんだなあと思うと、親としては本当に幸せなことだと感じている。
そんな家と家族が大好きな息子(9)だが、この前の日曜日の夕方に夫と喧嘩をした。おふざけが過ぎた結果の喧嘩で、30歳以上歳が離れているし親子なのに「喧嘩」という時点で、夫が大人気ないことが大きな原因ではあるが、息子は怒った時のお決まりのセリフ「パパなんか嫌いやし!!」「大っ嫌い」を叫んでいた。これは息子が相当怒っているという証だ。数十分後、夫が謝り続けてなんとか仲直りをしたが、息子の心には「嫌い」と言ってしまったことに、モヤモヤが残っていたらしい。
月曜日の朝、目を覚ますとすでに家を出た夫のことを想い「パパに会いたい」「さみしい」と言って泣いた。なんとか学校に送り出し、夜、夫が帰宅してすぐに、息子は黙って駆け寄り夫のお腹に顔をうずめて抱きついていた。息子の心の中で燻っていた怒りがやっと消化できたらしい。仲が良く距離が近いからこその喧嘩だったので、また繰り返すだろうが、夫に抱きつく息子は傍から見ているととてもかわいかった。
またいつかの日曜日の夜も、そして夏休み中も家族でこれらのゲームをして遊べたらいいなと思う。こうして家族でボードゲームやカードゲームをするなんて、子どもたちが大きく成長してしまったら、きっとそんな機会もほぼなくなるだろうし、喧嘩も仲直りもどんどん少なくなってしまうだろうから、今だけのお楽しみ。わたしはきっと今人生のご褒美ステージにいるのだろうな、とつくづく思うのだった。