わたしのあたまのなか

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わたしたちの中学受験③ 個別指導塾と集団授業塾の違い

前の話はこちら

zfinchyan.hatenablog.com

個別指導塾と集団授業塾、

それぞれのメリットとデメリット

 

私たちは、個別指導塾はAとCの二つと集団指導塾Dは一つしかそれぞれ体験していないし、個別指導塾については通っているお友達からの話を参考にした部分も多いので、まだまだ比べられるところがあるかも知れないけれど、せっかくいくつか周ったし当時たくさん調べたので、それぞれのメリットとデメリットを私なりにまとめておこうと思います。

ただし、塾によって例外もあるので、私が感じたり聞いたりした個別と集団のそれぞれの違いのまとめです

(以下、個別と集団にします)


個別のメリット

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  • 個人のスケジュールに合わせてくれるため、授業の日時をわりと柔軟に組むことができる(兄弟の習い事との折り合いもつけやすい)

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  • 個別は先生が現役大学生の場合が多く、子どもに年齢が近く、子どもの気持ちに寄り添ってくれやすい。自身にも受験経験があるため実体験を話してくれて受験のイメージも湧きやすい

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  • 授業をお休みした場合、同じ週や同じ月に学び直せることでケアしてくれる

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  • 個人別に合わせた指導をしてくれるので、苦手なところは何度も学び、得意なところは伸ばすようにカスタマイズしてくれる

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  • 先生1人につき、生徒2人だが、交互に指導してくれることがほとんどなので、内容に置いていかれるということがない

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  • 生徒2人の指導は、小3と小5、小4と小5のように別の学年で組んで指導するように配慮をしてくれるところもあり「あの子はできてるのに…」「あの子の方が進むのが早いのに…」などの劣等感や焦りを抱きにくい

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個別のデメリット

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  • 先生が大学生のため、途中でやめてしまったり、せっかく一年通して子どもの性格を理解してくれたとしても、次の年には先生が大学を卒業して塾からいなくなることもあるので、関係を築くのが大変な場合もある

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  • 研修はしっかりあるようだが、指導のプロではなく学生アルバイトのため、熱血力や指導力に差が大きく、当たり外れがある

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  • 生徒2人の指導の場合、自分のターンが来るまでに待つ時間ができてしまうので、課題が終わってしまえば暇だし、質問もターンまで待つ必要があるので、お互いのリズムを掴むまでが大変(プランによって一対一の指導を選べる塾もあるが割高になる)

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  • 学年のちがう生徒とペアになることが多く、それぞれの指導に接点がないため、仲良くなれる機会がやや少ない

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  • 塾長と面談が年に1.2回あるが、普段教えてもらっている先生から話を聞けるわけじゃないので、いまいち意味がない(小学校で言うと担任の先生ではなく校長先生と懇談する感じ?)

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  • 夏期講習、冬期講習などは、授業スケジュールを家庭の予定に合わせて組みやすいが、先生側の予定ともすり合わせになるので、1日1、2時間のために塾に連続して何日も通うこともザラになる。そのため、夏期講習や冬期講習が長引いたり飛び飛びになったり、逆に面倒な場合もある

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集団のメリット

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  • 同学年で様々な学力レベルの子どもとともに学べるので、いい刺激になる

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  • 地区のあらゆる小学校の子どもたちが集まって同じ教室で授業を受けるので、別の小学校の子どもと知り会えたり、同じ小学校でも普段合わない子どもとも塾で仲良くなれる機会がある

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  • 学校の授業のように、音読や手をあげて発言もする機会もあるし、基本的に「受験」という大きな目標に向かうように鼓舞しながら授業が進められるため、常に緊張感があり、一体感もあり、積極的にもなれる

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  • 小テストや月末テストの結果が貼り出されたり、それによって席順が変わることもあるため、頑張った結果や次の目標が目に見えてやる気が出やすい

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  • 各教科の先生がそれぞれに特化しているため、本格的かつ効率的に学ぶことができるし、教えるプロなので、褒め方や伸ばし方、プリントの作り方などがとても上手い

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  • 親や、学校の先生以外に、塾の先生や事務員の先生という「大人」と頻繁に触れ合うことで、大人に対して物怖じをしなくなるし、学校の先生とはまた違った信頼関係を築けることで視野も価値観も広がる。

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集団のデメリット

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  • 宿題がとにかく多い(特に初めの一年、慣れるまでは親も子も本当にしんどい)

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  • 宿題の丸つけは親に求められることが多い。また、テキストのコピーを取ったり、塾から送られてくるデータをコピーしたり、お弁当の用意や、塾によっては様々な説明会への出席が必要だったり、親の負担が多い

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  • 休んだ場合はその授業をどこかで組み直してくれるわけではないので、休んだらなんとかして自分でついていくしかない

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  • 1回の授業時間がとても長く、6年生になると、塾からの帰宅が22時を過ぎることも当たり前になる(家が駅直結などの環境じゃない限り、夜のお迎えは必須となる)

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  • 夏期講習は、朝出かけて夕方帰宅のスケジュールが2週間ほど続くので、正直休みどころではない。冬期講習も同じくだが、年末年始を挟んで講習が続く塾もあり、家族のイベントはほぼ飛ぶと考えた方がいい(それに加えて毎日お弁当や軽食の用意もしなければならない)

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  • 集団で学ぶからこそ、みんなは分かってるのに自分は…とか、なんであの子はあんなに賢いんやろ…などと劣等感を感じてしまう場面も多々ある

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  • 授業態度が悪い子(同じ学校の友達とふざけたり、授業中に喋ったり)は、塾側がうまく制御できないと、とことん束になって悪くなっていくこともある(授業中にみんなの邪魔をするほどふざけると、もちろん塾側も強く注意はしていたが、少しほとぼりが冷めるとまたうるさくなっていた印象)

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補足

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  • 個別のAとCでは、塾長の先生のみが正社員で他は全員学生のアルバイトだった(事務員さんもおらず、外部からの電話も学生か塾長が取っていた)

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  • 通っていた集団Dはその後塾長が変わったが、塾の雰囲気は変わらなかった。しかし、友人の子が通っていた個別では、塾長が変わった途端、先生(大学生)の都合で授業が飛んだり、先生が一気に辞めて授業が回らなくなったり、年に2回の面談が説明なく1回に減った、という時期があったと聞いた。

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  • 体験させてもらった個別Aは先生方も雰囲気もとても静かだったが、個別Cはわりと先生である学生同士がわいわいしていたり、体験の時も授業開始2、3分前に入り口から入ってきて息を切らせながら教えていたので「え?大丈夫なん?」と不安に思ったことを覚えている

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  • 個別は割高と言われるし、実際そうかも知れないが、集団も6年生ともなると、ものすごい金額が引き落とされていったので、結局どちらが割高だったのかはわからない

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  • 私の印象だが、個別は学校の成績が上がりやすく、集団は受験に特化している印象。もちろん、集団でも学校の成績は上がったが、学校では習わない受験のための勉強を学ぶ時期もあるため、学校の成績に直結させたいのであれば個別の方が良いのかなと思った

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  • 塾にもよるが、個別はプリント形式で進み宿題の丸つけも親がしなくていいところが多いが、集団はテキスト形式で進み宿題の丸つけも親がする必要があるところが多い。が、これは自分の子どもが宿題をちゃんとしているのか、または、どこまで理解できているのかを知ることができるので、私自身は丸つけができて良かったと思う。

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以上、個別と集団のそれぞれの比較でした。