わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

いまさらハリーポッターを全部観た話

突然だが、息子たちは映画を観るのがあまり好きではない。

 

しかし、この世には面白い映画がたくさんあるんだから観よう!ということで、しばらくの間「毎週金曜日は映画の日」(通称、フライデーナイト)として、家で家族揃って映画を1本観るようにしていた。

そのうちの一本が「ハリー・ポッターと賢者の石」だった。

息子たちは「面白い!」と気に入ったし、当時映画館に観に行った私も、改めて観ると「こんなに面白かったっけ?」とびっくりした。

そこから、金曜は「ハリー・ポッターナイト」に様変わりして「ハリー・ポッターと秘密の部屋」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」も観た。

 

が、ここで、わたしと家族との熱意の差が発生。

「…ハリー・ポッターは、もういいや」と息子たちが言うので、ここから先は1人で観ることにした。(そしてフライデーナイトもひっそりと終了した。また復活させようとタイミングを見ているところ)

 

結果いまさらではあるが、

「ハリー・ポッターってこんなに面白かったの?!」と大興奮だが、周りに話しても温度差があることは明白なので、ここでひっそりと各感想を書いてわたしの中の興奮を消化していきたいと思う。

 

20年以上前の作品なので、内容を知っている人がほとんどだと思うが、以下↓最後のネタバレを含めて書いていくので、

「これから観ようと思ってたのに!」または

「これから読もうと思ってたのに!」

という方はご注意願いたい。

 

 

①ハリー・ポッターと賢者の石

これぞ、THE ハリー・ポッター!!

原作を読んで頭の中で想像しきれてなかったピースが見事にはまって、わくわくしたし、必要以上に二作目への布石がばら撒かれておらず、なんならこの一作目だけで観終えても大満足できる物語になっているところがいい。

わたしは、映画が上映された当時、原作を読んでから観に行ったが、「全てにおいてイメージぴったりに合う役者さんをよく見つけてきたもんだな」と、感動した覚えがある。

 

②ハリー・ポッターと秘密の部屋

一作目より深いホグワーツでの生活を知ることができる作品で、魔法使いって本当にいるよねと思ってしまえるワクワク感!

一作目で出会ったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人の結束感が出ていて微笑ましい。

物語の中でも嘆きのマートルの印象がとても強く残って、初めてUSJのハリー・ポッターエリアのトイレに行った時は「ここ、本当に嘆きのマートルがいるんじゃない?!」とすっかり大人だったのに、わくわくした。

ドビーがみすぼらしくて、でも、憎めなくて、痛めつけられると胸が苦しくなるほど、一瞬で愛着のわくキャラクターになっていたのが、素晴らしいと思う。

最後ドビーがマルフォイ家から独立する瞬間は痛快だった。

 

③ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ここまで観て、わたしの一番好きな作品がこれだ。

一作目ではファンタジー寄りの大冒険だったのが、ここに来て「アズカバン」「死喰い人」といった魔法界のダークな世界観が一気に溢れる。色調もちょっとくすんでいて、のちに繋がる嫌な予感がついて離れないのも素晴らしい。

そして、今までハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がメインだったのが、これまで人知れず戦ってこの世界を守ろうとしてきた大人の魔法使いたちに焦点が当てられる。

シリウスやルーピン先生のかっこよさったら!

またハリーたちも成長して、ぽよぽよの子どもではなくなってきているところも頼もしくてとても良い。

逆転時計のトリックが明かされるところも「そういうことだったのか!」と全ての行動に合点がいって非常に気持ちが良い。

 

④ハリー・ポッターと炎のゴブレット

どうやら、わたしは原作を③「アズカバンの囚人」までしか読んでいなかったようで、ストーリーを全く知らなかったから、④「炎のゴブレット」を観た時は衝撃だった。

そうか、そういえば、魔法学校っていくつもあるよね、と。

ちなみに、わたしはホグワーツの魔法学校を舞台にしたゲーム「ホグワーツ・レガシー」もプレイし始めたのだが、そういえば、そこでも「別の魔法学校から来た」というクラスメイトが出てくるのを、思い出した。

人間(マグル)の学校生活でも、他の学校と関わることは、クラブの試合くらいでしかないので、こんな風に学校同士が全体的に混ざって、急に異性と関わらないといけなくなると、そわそわしちゃうよね!!と、大変微笑ましかった。

ここで出てくるセドリック役のロバート・パティンソンを観た時「トワイライトの人だ!」と思った。

わたしはトワイライトシリーズの原作本が大好きだったのに、いつしか読むのを止めてしまっていたのだ。映画はまだ観てないが、これを機に本をまた読みたいなんてことをぼんやり考えていた。

あと、ここがロンとハーマイオニーの分岐点だよね。友人の魅力に気づいてしまい、戸惑いながら胸焦がれる姿が、最高だった。

 

⑤ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

わたしのいわゆる推しの1人、ルーピン先生再び登場!!

よかった。オオカミになったままどこかに行ってしまったのかと思った。

ルーピン先生って、体格とか体型とか所作とか、元から持ってるかっこよさが溢れてちゃってるよね。

もう会えないかと思っていたシリウスも再び登場!!

昔とは違ってハリーを親目線で観てしまう今は、ハリーの心の支えであるシリウスが画面に出てくると、ホッとする。

が、再会も束の間、まさかのシリウス死亡。

あまりにも呆気なく去ってしまったため、ベラトリックスも実は騎士団の仲間で、殺したように見せかけただけでは?何かトリックがあるはずだ!!と思った。(というかそう信じたかった)

 

⑥ハリー・ポッターと謎のプリンス

この作品がわたし的には一番訳がわからなかった。

スネイプ先生が謎のプリンスだったのならば、どんな背景があってあんなにも学んで書き込みしていたのか、知りたかった。

原作を読むとまたちがうのだろうか、と思い、原作本も買った。読むのが楽しみ!

まあ、ただ、このあと展開する甘酸っぱいラブストーリーにはこのくだりは必要だったよね、とは思った。ハリーがチョウと話す時、ジニーが気にしていたのが、とても良かった。

 

 

⑦ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

ハリー・ポッターとは違う現代の若者のロードムービーを見ているかのような作品

わたしの愛するロンが、眩しすぎて見れないほど、くすぶっていて最高だった。

ハリー・ポッターらしさはかなり薄くなってはいたが、だいぶややこしい話を丁寧に描いていると思った。

これ、映画館で見てたらPART2までかなりヤキモキさせられただろうなー

 

⑧ハリー・ポッターと死の秘宝PART2

なんかもう最後だから、と、ドキドキしながら観た。

久々にハリーとマグゴナガル先生の対面したシーンは短い言葉に愛が詰まっていて泣いた。

マグゴナガル先生はスネイプ先生のことわかっていたような気がするけど、どうなんだろう。でもヴォルデモードの手前、仕方ないとはいえ、別の先生のことを見殺しにしていたし、信じてはいなかったか…。

とりあえず、原作を読もう。

さて、わたしはスネイプ先生のTシャツを持っている。(私の一番の推しはスネイプ先生だ)

それは、スネイプ先生と、薄く描かれたシカが印刷されたTシャツで、なぜシカ?と思っていたが、映画を最後まで観てやっとわかった。

死の秘宝PART2を観終わってから、Tシャツをじっくり眺めると心にジーンとくるものがあった。

ああ、ホントこのTシャツ買っててよかった…

 

番外編 ホグワーツ20周年記念 リターン・トゥ・ホグワーツ

U-NEXTで、ハリー・ポッターに出ていた俳優陣や監督などがインタビューや対談をした「リターン・トゥ・ホグワーツ」がやっていたのでもちろん観た。

ハリーは髭もじゃだったけど、いい顔だったし、ロンとハーマイオニーとマルフォイはそのまま大人になった感じだった。

当時は生活が一変し、追い回されて降板も考えていたというハーマイオニーが、なんとか最後までやり切ってくれて本当によかった。

あの優秀で高慢で頑固なハーマイオニーが、ハリーとロンと出会ったことで、さらに大胆で寛容になりロンと結ばれる姿は、幼いころから知ってるハーマイオニーじゃないと成立しないと思う。

ここにスネイプ先生がいないのが、とても寂しいけど、生きていたとしても、ずっとスネイプ先生でいるために、これには出ていないような気がする。

 

番外編2  わたしのハリー・ポッター

実はわたしはハリー・ポッターには何度もハマっている。

  1. 原作を読んだ時
  2. 映画を観に行った時
  3. USJのハリー・ポッターエリアに行くたび

そう、これまで何度も「やっぱりハリー・ポッターっていいよな」と思い、その都度何かしらのグッズを買っているのである。

 

スネイプ先生のTシャツを持っている、と書いたが、それだけではない。

USJで買ったグリフィンドールと書かれたTシャツとトレーナーも持っているし、

9と3/4のTシャツも(もちろん)持っている。

 

が、やはりわたしのハリー・ポッターグッズの中でも宝物といえばこれだ。


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じゃじゃーん 

日刊預言者新聞のカードだ!(13枚あった)

ハリー・ポッターと賢者の石が出版されたすぐあと、コンビニでカエルチョコが売り出された。

わたしは当時、書店でバイトをしていて、このカエルのチョコが大きくて甘くて食べ応えがあったし、何よりカードを集めるのが楽しくて、バイトの休憩時間にコンビニに行った時にはこのカエルチョコを買っていた。(確か300円だったと思う(時給750円の時代に!))

「今日のカードは…?」と言いながら、当時のバイト仲間やパートさんが休憩中に一緒に見てくれたのも、とても優しい思い出だ。

ちなみにこのカードは見る角度によって動いて見えるので、チラチラ動かして見るのが楽しい。

それにしても、このカードが入っている缶のケースはどうやって手に入れたのか全く覚えていない。もらったのか、買ったのか。

もしかしたらフクロウ便で届いたのかしら?

 

そして、これも宝物

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ハグリッドがかっこいい本の形の缶ケース!

これは、雑貨屋さんで一目惚れして買った。

もう、今は蓋も外れてしまっているが、今でも便箋や封筒を入れるのに使っている。

この妖しく美しい紫色がお気に入り。

 

今、わたしはすっかり燃え尽きてしまっているが、これから原作を読んで、答え合わせというか、映画と違うところも含めてハリー・ポッターの世界にまだまだ浸りたいと思っている。

 

いまさらハリー・ポッターを全部観た話、でした