以前、英検3級に挑戦した。
その後、英検準2級にも挑戦しようかと考えたり、漢検1級を勉強してみようか、などと考えが、結局なんの勉強もせずに日は過ぎている。
が、実は少し前から英語のアプリ「Duolingo」を毎日ちまちまと続けており現在125日連続記録を更新中だ!
これを始めるきっかけになったのは、息子(11)の英語の勉強方法を模索したことだった。
当時まだ中学受験の前で、塾通いをしていた時。
どの中学校に入学したとしても、英語の授業が本格的に始まるが、今の状態からさらに英語の塾を増やすことは現実的に無理だったので、家でもできる英語の勉強方法は…?と探していたら、このアプリと出会ったのだった。
実は、息子には英語に対する苦手意識が少しあった。
小学校3、4年生のころは、学校の英語の授業は歌やゲーム中心だったが、5年生になると急に単語や英文中心になり「遊び」から一気に「授業」に変わるらしく、そこで難しさを感じ始め苦手意識が生まれるようになった。
けれど、このアプリを使って勉強してみると、キャラクターはかわいいし、ヒントも出るし、リスニングもゆっくりにできるし、スピーキングまでできることで、自信もついたようだ。
さらに、英単語や英文で間違ったところは最後にまとめて強制的に復習させられるので、英語力も少しずつではあるが確実についたと思うし、なにより、わたしたちは息子の中から英語に対する苦手意識が薄まったことが大きな喜びだった。
初めはわたしの携帯にこのアプリをインストールして息子が勉強していたが、そのうち息子の携帯にもインストールできることがわかり、そちらで勉強するようになった。
が、このままわたしの携帯に残されたアプリを消去するのは、息子がすでに20日以上頑張っていた証を無にしてしまうようで気がひけたので、わたしが引き継いでやってみるようになった。
「小学生でもできるんだから、簡単だわ」と決めつけて、飛び級なんかしちゃったりしてやってみたが、時々続けて間違ってしまい5つあるHPを全て失って落ち込む。(わたしは無料版なので、HPが復活するまで時間がかかる)
特に、aやtheを忘れたり、「毎朝〜をする」と書いてあるのに、「every morning」をうっかり書き忘れる小さなミスが多い。
そのたびに「ああっ!もう!」と悔しくなるし「簡単だろう」とたかを括っていた自分が恥ずかしくなる。
でも、正解するたび、Duolingoの中のキャラクターたちが(このキャラクターたちがまた個性的で愛らしい)飛び跳ねて褒めてくれるので、とても嬉しい。
何より1回2、3分程度なので、隙間時間にできるのがとてもいいな、と思うし、だからこそ飽きずに続いているのだと思う。
ちなみに、このDuolingoのレッスンで「カフェでの注文」というシチュエーションがある。
teaやcoffeeという単語なら聞き覚えもあるし、普段の生活で耳にするため慣れているが、なぜかここのシチュエーションで何度も何度も「muffin」という単語が出てきた。
そもそもカフェに行く機会があまりないので、マフィンってスタバとかタリーズで売ってたっけ?くらいわたしの中ではぼやけた存在だったマフィン。マフィンってカフェ界隈ではそんな有名なのかな。クッキーだったらスタバのレジ横で売ってるから知ってるけど。
マフィンに対して知識も興味もなかったのに、Duolingoのせいで、気になって仕方がない。
カップケーキの上にクリームを乗せなかったらマフィン?
回転焼きと大判焼きみたいに名前がちがうだけ??
それとも、全くの別物???
今のところわたしにはなんの目標もないが、この先も、なんとなく楽しく英語の勉強ができればいいな、と思う。
そして、いつか、カフェでマフィンを見つけて食べよう。