わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

2024・GW前半 滋賀・比叡山延暦寺へ

比叡山へ

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行きの車中より

前日に買っておいたミスドのオールドファッションハニー+豆乳麦芽コーヒーの大好物コンビで朝ごはん

少し前から「比叡山に行きたいね」と家族で話していたけれど、最近まで山頂は雪が残っている様子だったので、暖かくなるのをずっと待っていた

(我が家からは比叡山のてっぺんだけが遥か遠くに見える)

 

京都から滋賀への道はいつも混む

この日も所々で混んで停滞したけれど、なんとか無事に比叡山ドライブウェイに到着

ここまで来れば、ほぼ車は走っていなかったので、のんびり窓からの景色を楽しめた

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琵琶湖や!大津プリンスホテルやん!と言いながら写真を撮った(大津プリンスホテルには家族で1度だけ泊まったことがある。景色が最高でとてもいいホテルだった)

滋賀県民の方はどうかわからないが、琵琶湖って何回見ても「琵琶湖や!」と一瞬テンションがあがる。うまく言えないが「琵琶湖や!」と毎度嬉しくなってしまうのだ

京都と滋賀の県境

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ドライブウェイの途中にあった休憩所の望遠鏡

息子たちは望遠鏡を見るのが大好きなので、この望遠鏡も100円を入れて120秒の時間を60秒ずつ分けて景色を眺めていた

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駐車場にあった県境の表記

県境をまたいで写真を撮ったり、お互い京都と滋賀で向かい合って立って撮ったりして楽しんだ

到着

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比叡山延暦寺の入り口に到着

比叡山全体はものすごく広いので、今回は東塔エリアだけに留まることにした

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延暦寺をつくった最澄さんたちの歴史を眺めながら歩く

車で来てもかなり時間がかかるこんな山の上にお寺を作って修行するなんて、本当に大変だっただろうし相当な覚悟だったんだろうなあ、と思った。冬はいつまでも長く続くし、体調を崩してもアスファルトの道路がある今と違ってすぐに山を降りることもできない。信仰心だけでここに留まることができるなんてすごいよなあ…。

わたしなら「寒いよー、不便だよー」とすぐに泣いて家に逃げ帰ってしまうだろう

延暦寺はどこにある?

さて、わたしは大きな勘違いをしていて「延暦寺」というお寺があると今まで思っていた。けれど、それは間違いで、この比叡山の上の境内にあるいくつものお寺などの総称を、延暦寺と呼ぶそうで「延暦寺」というひとつのお寺があるわけではなかった

この世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるものだなあ、と改めて思う

というわけで、大講堂という東塔エリアの中でも有名な堂舎(と呼ぶらしい)へお参り

中は撮影禁止だったし、外から写真を撮るのもなんとなく憚られたので、わたしは外からも撮るのをやめておいた

でも、中には延暦寺を作ったとされるお坊さんたちの肖像画などがたくさん飾られていて、お守りやお香も売られていて、装飾も煌びやかだった

 

お参りを済ませたら、やたら外から鐘の音が聞こえてくるのに気づいた

息子たちも「鐘をつきたい!」と言うが、そんな簡単についていいものなのかな、と思っていたら…

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「開運の鐘」

一回100円で誰でも鐘をついていいらしい

誰でもつけんのかい!と拍子抜けした

延暦寺=厳かな修行の場と思っていたので、こういうところで鐘をつけるのはとても嬉しい

1200年以上燃え続ける灯

その後、改修中の根本中堂へ行った

ここは比叡山発祥の地と言われているそうだ

ちなみにわたしは「ねもとなかどう」と読むのかな、と思っていたら「こんぽんちゅうどう」と読むらしい(もはや、堂しか読み方が合っていない)

ここには「不滅の法灯」というものがあり、1200年以上絶やされることのない灯が祀られていた

話によると、曜日や時間ごとに灯を守る担当がいるわけでも、見回りの役割が決まっているわけでもなく、ただここにいるお坊さんたちがそれぞれに灯を気にかけることで守ってきたらしい

「誰かがやるやろ」と思わずに「気づいたらやる」って普段の生活の中でも大事なことだよな、と思った

ぼーっと灯を眺めていたら、そばにおられたお坊さんが「天井に花が描かれておりますので、ご覧ください」と教えてくださった

薄暗い建物の中で、見上げると当時は鮮やかだったであろう色々な花が描かれていた

聞くと、江戸時代に描かれたものだという

あとで調べたら「花天井」といって、枯れない花のお供え、という意味があるらしい

花天井という言葉も素敵だし、意味も優しい

 

比叡山延暦寺は本当に広いので、今回わたしたちが訪れて見たのはほんの一部だけれど、それだけでも圧倒される迫力があったし、見応えがあって、とても良かった