わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

わたしの背徳ごはん

これはあまり声を大にして言うべきことではないと思うが、わたしは納豆巻きをおかずにして白米を食べるのが好きだ

スーパーで買ってきた9個入りの納豆巻きをひとつ取って、両端に醤油をたっぷりめにつけて口に運び、すぐに白米を頬張る

海苔の風味と、納豆と醤油の旨味、それと納豆巻きに使われている冷たい酢飯

それらが妙に白米と合う

そして、なんだかすごく悪いことをしている気分になる

 

ごはんをおかずに、ごはんを食べるなんて!

人としてものすごくダメなことをしているような背徳感がいい

この背徳感はラーメンにバターを入れた時なんかに感じるものとはまた違う、言うなれば人前では絶対にできないお行儀の悪さから感じるものだ

外食では食べられない組み合わせ、というのも特別感があるのかも知れない

 

何も納豆巻きじゃなくて、それなら納豆ごはんでいいじゃないか、と思われるかもしれないが、納豆ごはんではダメなのだ

納豆ごはんでは健康的すぎて、この米×米のジャンクな美味しさは味わえない

それに、納豆巻きには納豆ごはんにはない、海苔と酢飯のウマさがある

酢飯と白米は同じ米だが、全くの別物なのだ

 

わたしは普段納豆を好んで食べるというより、健康にいいからと割り切って食べているが、納豆巻きと白米の組み合わせは、単純に美味しいから食べている

そう、わたしがスーパーのお惣菜売り場で納豆巻きを買う時は「今日はこいつをおかずにして白米を食ってやるぞ」と荒ぶっている時だ

 

とやかく書いたが、もしも少し冒険をしたくなったらぜひ試してほしい

ちなみに試す時は人知れずこっそりと

だって鉄火巻きをおかずにして白米を食べている人がいたら、やっぱりわたしだって少し眉をひそめてしまうもの