私はチョコミントアイスが好きだ。
出会いは小学生の頃に食べたセブンティーンアイス。それまではチョコ一択だった私に友人が「チョコミントもおいしいで?」と薦めてくれたのをきっかけに夢中になった。
スッとするミントに、プチプチした食感の甘いチョコチップがとても美味しい。
普段なら到底口の中で巡り合うことのない組み合わせが、新鮮だった。
が、苦手な人も多く、友人の中にチョコミントアイス好きを見つけると「同志よ!」とつい嬉しくなってしまう。私の気のせいかも知れないが、向こうも同じテンションで駆け寄ってきてくれている気がする。チョコミントアイス好きには共通の「こんなに美味しいのにね」と、いつもなら周りには伝わらない気持ちを分かり合えるという喜びがあるのかも知れない。
さて、そんなチョコミントアイス好きにはたまらないアイスがこの世界にはある。
チョコミントアイスが苦手な方には「へー」という程度のお話になるかも知れないが、私は去年このチョコミントアイスを知った時、衝撃が走った。
それが、この
日本初 自分で砕く
セルフチョコレートクラッシュ!チョコミント
だ!(ミント色にしてみた)
(一体どこからが商品名なのかわからないくらい長いが、
とりあえず我が家では「自分で砕くチョコミント」と呼んでいる)
記憶によれば、昨年の秋に発売されたが、人気で売り切れてしまい、あっという間に販売時期が終了した。
いつもは体感することがないチョコミントアイス好き(同志)の多さに感動すらした。売り場から姿を消した時、もっと買い置きしておくべきだったと思ったが、独り占めするわけにはいかないほど美味しかった。
チョコミントアイスは冬に食べても美味しいが、夏に食べると美味しさとともに爽快感がいつまでも続き気持ちがいい。
しかし、この「自分で砕くチョコミント」は夏には販売されなかった。
というわけで私たちは、また今年の秋にこのチョコミントアイスに会えるのを信じてただひたすらじっと待ったのだ。
ちなみに私たちというのは、私と息子たちである。
私がサーティワンやセブンティーンアイスでチョコミントアイスをいつも食べていたら、いつのまにか息子たちもチョコミントアイス好きになっていた。
つまり、私たちは親子であり同志でもある。
(ちなみに夫は昔からどのアイスを食べる時もバニラ一択。ハーゲンダッツも、ソフトクリームも、ビュッフェのアイス食べ放題でも彼が食べるのはバニラのみ。もちろんチョコミントアイスは苦手。)
そして、ついに一年の時を経て今年も「自分で砕くチョコミント」の発売情報が!!!
もちろん去年と同じくコンビニを探し回り入手した。
ちょっと中身を見て欲しい。
本当にチョコリングが厚い!!
長い商品名の通り、厚いチョコリングがぐるっとチョコミントアイスを包んでいる。
しかも、チョコリングとミントアイスではなく、しっかりとチョコミントアイスが入っているのがとてもいい。
それに、このチョコリングのチョコがパリッパリで食感も存分に楽しめるが、何より少しほろ苦いのがまたいいのだ。中の甘いチョコミントアイスと、ほろ苦いチョコがすごく合う。
どこから食べても美味しく、完璧なチョコミントアイス。
これほどチョコミントアイス愛に溢れた商品が今までにあっただろうか。
きっと赤城乳業さんの中には猛烈なチョコミントアイス好きの研究員の方々がいて、究極のチョコミントアイスを求めて時間をかけて開発してくれたのだろう。そうとしか思えないチョコミントアイス愛がこれには詰まっている。
ありがとう、同志よ。
あなた方の強いチョコミントアイス愛は、私たちのチョコミントアイスライフに感動と彩りを与えて下さいました。
きっと今年もあっという間に姿を消してしまうだろうから、私たちはせっせと買って食べるという生活を送っているのだが、今年はなんとこの「自分で砕く」シリーズとして
「自分で砕くクッキークリーム」が登場!!
チョコミントアイスは私の中で不動の一位だが「アイスの中に食感があるもの」が好きなので(チョコチップアイスとかナッツアイスとか)クッキークリームアイスも大好物である。もちろん息子たちも大好きだ。
先日、用事のついでに寄った田んぼのすぐそばにある小さな古いスーパーに売っていたので3つ買った。(夫には定番のスーパーカップのバニラを買った)
さて、先ほどのチョコミントアイスの写真の通り、私はチョコリング部分をスプーンでその都度割って自分なりの好きな大きさで食べていたのであるが、息子がパッケージをもみもみと揉んでチョコリングを砕いてクッキークリームアイスを食べているのを見かけ「そんな食べ方もあるんや!」と驚いていたら「パッケージに食べ方が書いてるやん」と言われた。どうやら、チョコミントアイスのパッケージにもそう書いていたようで、息子はいつもそうして食べていたらしい。
ほんとだ。
私はもうすぐ健康診断が控えているため、このクッキークリームアイスは冷凍庫の奥の奥にしまっていて、まだ食べていない。無事に健康診断を終えて「もう体重も血糖値も知ったこっちゃないわい」の状態になったら、祝杯としてチョコリングを揉んで砕いて食べるのを楽しみにしているのである。