わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

透明な栞作りと、本の思い出

初めての透明な栞作り

どうやら世の中には推しの方を透明にしてトレーディングカード(トレカと言うらしい)にする文化があるそうだ。それを栞に応用している方々がいて、YouTubeなどで調べてみると、100均の手作りラミネートカードに縮小サイズにカラーコピーした好きな本の表紙があればできると知り、これは、本好きな息子(9)にちょうどいい!と思ってせっせと作ってみた。

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ちっちゃくしたら、急にかわいくなっちゃった!

しかもこれ「透明な栞」というだけあって、透けるのだ

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こんな感じ


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息子(12)も好きな「54字の物語」や、

2人ともよく読む

「ドラえもん科学ワールド」でも作ってみた

作るのも楽しかったし「どの本で作ろうかな?」と表紙をあれこれ見比べて、倍率を失敗しながらも、せっせとカラーコピーをするのも、まるで実験のようでとてもわくわくした。

息子(9)の好きな本

ちなみに息子(9)は、岡田淳さんの「こそあどの森」シリーズの大ファン。

あまり物を欲しがらない子なので、今まで本はほぼ図書館で借りて読んできた。ところが「こそあどの森は、手元に持っておきたい」と、珍しく欲しいと言うので、少しずつ買い集めて今ではほぼ全巻持っている。

わたしもせっかくなので読んだが「こそあどの森」シリーズは「小学生のころに読みたかった!」と、猛烈に思った素敵な本だった。実際にはわたしが中学生のころに出版されていたシリーズなので、小学生のころに読むのは無理だったが、あんなにもわくわくできる楽しい作品を子どものころに読んでいたら、もっと楽しめたと思う。(ご存知の方も多いと思うが、岡田淳さんは他にもたくさん本を出版されている。他にもわたしのおすすめは「夜の小学校で」という本だ)

息子(12)の好きな本

息子(9)の好きな本について書いたので、息子(12)の好きな本についても書いておこうと思う。

少し前に息子(12)が「54字の物語」シリーズに夢中になった。息子(12)は普段あまり本を読まないので、読んでくれるならなんでも!と思ったが、内心(54字って…短すぎるやろ)と、思ったのも事実だ。

だが、ふと気づいた。そういえば、わたしが小学生のころ大好きだったのは、星新一さんのショートショートだった。図書館で借りて夢中で読んだ。今では閉館してしまった実家の近くの図書館だが、どの棚に置いていたか当時の図書館の棚の場所の光景が今でも頭の中にすぐに浮かぶくらい、何度も何度も繰り返し借りて読んだ。

ああ、そうか。この子の「54字の物語」は、あのころのわたしの「ショートショート」か…。

もし、あの時何も知らない親に「こんな短い話ばっかり読んで!」と頭ごなしに言われていたら、わたしは心の底から親を軽蔑していただろう。息子に否定的な言葉を吐かなくて本当によかった。

そして、わたしの推しは…

さて、この「透明な栞」は元は推しの方をトレカにする方法から来ているそうなので、わたしも推しをトレカにしてみた。

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「吾輩を推しと呼ぶでない」(2回目)

夫が買ってきてくれたハリーポッターのポストカード。たまたまICOCAと同じサイズに縮小できたので、パスケースに入れている。

 

この栞たちは、わたしたちの本のお供に作ったものの、息子たちは今はゲームに夢中な時期なのでなかなか使ってくれていない。残念だが、またいつか使う時が来るだろうし、飾るだけでもかわいい。それに、「息子たちが好きだった本」を、こんな風に残せるのも嬉しいので、栞を時々眺めながら「作ってよかったなあ」と満足している。

(簡単に楽しく作ることができるのでおすすめだが、この透明な栞は個人で楽しむだけのものだ。他人に売ったり譲ったりしてはならないのでご注意願いたい)