6月末が近づくにつれて、わたしはそわそわしていた。なぜなら、6月は、昨年初めて食べて以来その美味しさを知ってしまった水無月の季節だからだ!
昨年スーパーで買ったヤマザキの水無月のういろうのモチモチと小豆のサクサクとした食感が美味しかったので「次は絶対に和菓子屋さんで水無月を買おう」と、心に決めていた。
そんな6月末、ちょうど散歩部の活動が久しぶりにあったので「お散歩ついでに和菓子屋さんに水無月を買いに行きたい」と申し出てみたところ、他の部員たちも「私も水無月買いたいと思ってた」と言ってくれた。こういう会話ってなんだかとても京都って感じでいいなあと思っていたら、早速リサーチ力が素晴らしく長けている部員がお散歩ついでに和菓子屋さんに寄れるところ、と調べてくれた。仕事が早い。どうやら、部員調べによると宇治には和菓子屋さんがたくさんあるらしい。
とは言え、わたしたちには宇治の和菓子=茶だんごのイメージしかない。いざ行ってみたら、宇治の和菓子屋さんには水無月が売ってなかったりして…?
けれど、以前に行った散歩部の遠足で宇治にはパン屋さんが多いことはすでに知っていた。もし、万が一宇治では水無月が売っていない、なんてことがあったとしたら、茶だんごとパンを買って帰ろうぜ、と言いながら電車に乗って宇治へ!
宇治到着

到着して早々に思わず撮った歩道上の案内表示。この簡単なイラストで、髪の長い女性が扇でお顔を半分隠してることが伝わってくるってすごいよな、と思った。
稲房安兼へ

平等院の表参道にある創業1717年と古く歴史のある和菓子屋さんの稲房安兼さん。水無月はプレーン、抹茶、ほうじ茶の3種類があった。部員の一人はほうじ茶が大好きなので、大喜びで買っていた。
水無月ビギナーのわたしも、これまでプレーンと黒糖しか食べたことがなかったので、ほうじ茶水無月との出会いにわくわく!
さすが、茶処の宇治だな。

こちらでは、水無月の抹茶とほうじ茶、それと息子たちへのお土産に茶だんごも購入。

生茶ゼリイで有名な中村藤吉の平等院店
ここから宇治川を眺めることができる場所があったので、ちょっと寄り道

ものすごい水量の宇治川
先日の大雨の影響なのか、中州が沈むほどの宇治川の水量と、すぐ近くで川がごうごうと音を立てて流れる様子がちょっと怖くなるほどの大迫力!
ソフトクリームで小休憩
さて、この日は曇り空だったものの、蒸し暑くてたまらない。宇治橋商店街を歩いていると、ふとほうじ茶のいい香りに思わず足を止めた。見るとHOHO HOJICHAというほうじ茶専門店のお店で、ほうじ茶のソフトクリームやパフェがあるようだ。せっかくほうじ茶が大好きな部員もいることなので、こちらでほうじ茶ソフトクリームをいただくことにした。

ああっ、右側が垂れかけてるー!
写真から分かるように、とても柔らかいとろけるようなソフトクリームだったので、コーンを握っていた手はドロドロの大惨事になってしまったけれど、ほうじ茶のいい香りに甘さとコクがあってまるでほうじ茶のキャラメルのようなとても美味しいソフトクリームだった。
それに、散歩部の部員と一緒にソフトクリームを食べた夏の思い出ができてとても嬉しかった。
大茶萬へ
宇治橋商店街の途中にある大茶萬さん。「だいちゃまん」ではなくて「おちゃまん」と読むらしい。こちらも大正8年創業と古く歴史のある和菓子屋さんで、帰宅後見たホームページによると、宇治で有名な茶だんごは、大茶萬の先代である須知万吉さんが作られたことが始まりなのだとか。
プレーン、黒糖、抹茶の他には、コーヒー、ニッキと珍しいお味の水無月も販売されていて、しかもコーヒーは店頭にある数切れで終了とのことだったので、コーヒーと黒糖を購入。
コーヒーの水無月なんてなんだかおしゃれ。

通園へ
ここで、部員の一人が「通園で茶だんご買いたい」と言うので、宇治橋を渡って京阪宇治駅方面へ。そういえば、昔ブラタモリで通園さんを見てわたしもこちらの茶だんごを買ったことがある。

横から撮った通園さん
通園さんでは水無月は見かけなかったけれど、お向かいにある駿河屋さんでは、6月30日で販売終了となることもあってか水無月を買い求める人々で列ができていた。味や個数に買い間違いが起こらないように、用意された用紙に必要数を書いてから買うシステムだった。
そんな駿河屋さんの水無月は、大きめでとても美味しそうだったけれど、この時点でもうわたしの手には水無月が5個もあったので、諦めることにした。
ちなみに、部員が調べてくれた通り宇治の商店街にはいくつも和菓子屋さんがあったけれど、なかなか入りにくい雰囲気のお店もあったので、もうちょっと大人になったらいつかそんなお店でも余裕で買ってみたいものだ。もう50歳前だけど。
宇治上神社と宇治神社へ
せっかく宇治橋を渡ってきたので、もう少し奥に歩いて宇治上神社と宇治神社に行こうかと散策開始。散歩部らしい活動開始だー!

趣味のマンホール写真

珍しく鮮やかな側溝蓋
ところで、わたしが、マンホールと側溝の蓋を撮っていたら、それを見ていた外国人観光客の男性が同じようにかがみながらマンホールと側溝蓋の写真を撮ったので、わたしは心の中で「ようこそ!マンホール写真の世界へ!」と、日本のマンホールの素晴らしさが海外に伝わった瞬間に感動したのだった。