わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。日々のこと、美味しいものや旅日記、好きな海外ドラマについても書いてます。

●プロモーションが含まれるページもあります

渡鳥家の食卓

 

長芋のグラタン

この写真を見て人は一体何だと思うだろうか

シチュー?

いいえ、これはグラタンです。

f:id:zfinchyan:20260501161639j:image

こちらはある日の夕食。

ブロッコリースプラウトのサラダ、ほうれん草のおひたし、そしてグラタンである。

ちなみにお皿に取り分ける前のグラタンの姿はこうだ。

f:id:zfinchyan:20260501162203j:image

まだグラタンとわかる姿をしている

わたしは自分の料理の腕に対して全く自信がないので、いわゆるグラタンの素を毎回使って作るのだけど、なぜかいつもこのようになってしまう。良く言えばトロトロ、悪く言えばシャバシャバ、そんなグラタンが出来上がってしまうのだ。

まあカチカチのグラタンよりかはいいのだけど、それにしたってお皿に取り分けた時に映えないったらありゃしない。

この日はグラタンを作ろうと前から決めていたのに、いざ夕方になって冷蔵庫の野菜室を開けたら肝心のじゃがいもがそこになかった。

自転車で走ってじゃがいもを買いに行くか、じゃがいも無しで作るか。一瞬だけ考えて、面倒な気持ちの方が買ってじゃがいも無しで作ることにしたのだけど、もうちょっと野菜室を探してみたら、長芋が出てきたので、長芋のグラタンを作ってみることにした。

ただ、長芋は生でも食べられるし炒めなくてもいいか、と、短冊切りにしてオーブンで焼く前に入れてみたら、トロトロのグラタンに対してジャキジャキの歯ごたえが残った長芋のグラタンが出来上がってしまい、作った自分が食べてもあまり美味しいものとは言えなかった。

次から長芋をグラタンに入れる時はしっかり炒めてから入れて、ホクホク感たっぷりの長芋グラタンを作りたいと思っている。ついでに欲張ると、もうちょっと固めのグラタンを作ってみたいものだ。

 

二人きりの夕食

この日は、夫は会食で不在、息子(10)も塾でお弁当を食べるので不在。というわけで、珍しく息子(14)と二人きりで食べる夕食の日だった。

しかも、この数日前、わたしと息子と話し合わなければならないことがあり、それが宙ぶらりんで終わっていたため、やや気まずいというか、正直に言うとわたしは心の中で息子に対して怒り狂っており、直前まで一人で外で食べてやろうか、などと考えていた日だった。

ところが、冷蔵庫には安かったので大量に買ったお茄子があり、それを使わないとまずかった。今日の夕食を外で一人で食べてしまったらお茄子が傷んでしまう。そこで、渋々作ったのが、この豚肉と茄子の味噌炒めである。

気乗りのしない息子との二人きりの夕食だったので、豚肉と茄子の味噌炒め、お味噌汁、ごはんの三点でいいや、と思っていたのに、いざ夕食の時間になったら突然ツナマヨが食べたくなったので献立に加えてみた。

わたしの座る椅子の向かいに、息子がブスッとした顔で座っている。息子もわたしと同じく、二人きりの夕食は気まずいし嫌だったのだろう。「いただきます」と、静かに食べ始めるわたしたち。室内には、テレビから聞こえてくるにぎやかな声だけが響くが、内容は全く耳に入ってこない。おそらく、きっと息子も同じだっただろう。

ツナマヨを温かいごはんに乗せて食べていたら、「ツナマヨ、食べていい?」と息子が聞いてきた。わたしの手元にあったツナマヨを食べたくなったらしい。息子に対して腹は立てていたけれど、もちろん「いいよ」と答えた。食べさせないという選択は食いしん坊のわたしにはない。

ツナマヨが入った器をテーブルの真ん中に置いて、二人でツナマヨ巻きを交互に作りながら食べることになった。

夕食を食べ終わったら自分でも信じられないくらい穏やかで落ち着いた気持ちになれたので、それまで無意味な音を流していたテレビを消して息子と二人で話し合った。

息子もまた、ツナマヨのおかげでそれまで着ていた鎧のようなものを脱ぐ気持ちになれたのだろう。これまで、わたしに対して息子が心の中で築いていた厚い壁がほろほろと崩れていくのを確かに感じた。

まだ問題は残っているけれど、この日を境に息子は少しだけ柔らかく変わった。そんな母と息子の思い出ごはんである。

f:id:zfinchyan:20260501161648j:image

ちょっと甘めの味噌炒め

 

おさぼりの日のお昼ごはん

息子(14)が学校を休んだ。

これにはちょっと理由があり、仕方のないことだったのだけど、そんな姿を見て珍しく息子(10)が、自分も休みたい、と言ってきた。

息子(14)は、昔から弟の幼稚園が休みの日や、体調を崩して小学校を休むと分かると「自分も休みたい」と言って玄関でポロポロ泣くような子だったけれど、それに対して息子(10)はいくら兄が休みでも「いってきまーす」と、我関せず幼稚園や学校に行く子だった。

それが、兄と一緒に自分も休みたいと言うので、これは珍しいことだな、と、思い切ってズル休みさせることにした。一年のうちこういう日が一日あったっていいじゃないか、と、自分に言い聞かせながらであるけれど。

さて、元々わたし一人で過ごすはずだった平日のお昼ごはん。それが突然三人で過ごさなければならなくなった。かと言って、どこかに食べに行くわけにもいかない。というか、息子たちはただ静かに家で二人で一緒に遊んで過ごしたいと言う。

そんなわけで、家に買い置きしてあった韓国の辛い汁なし麺のブルダッククリーミー炒め麺を作って三人で分けて食べた。ちなみに添えてあるのは、前の茄子と豚肉の味噌炒めでも出てきた大量に買っていたお茄子をただ炒めたものである。

息子たちからは「茄子?いらない」と言われてしまったので、一本分わたしが食べるはめになったのだけれど、炒めて甘くなったお茄子とブルダッククリーミー炒め麺の相性がとても良くて、美味しく食べることができた。

この日、息子たちはただただ朝から二人でゲームをして、一緒に漫画を読み、おやつを共に食べてゆったりと過ごしていた。

忙しい子どもたちにはこういう日も必要なのだろう。

f:id:zfinchyan:20260501161700j:image

くたくたに焼いたお茄子が美味

 

フレンチトースト

これまでのわたしのフレンチトーストの作り方は、前日の夜から牛乳と砂糖と卵を混ぜたものに食パンを浸しておいて、食べる日の朝にバターを溶かしたフライパンで焼くもの、だった。

ところが、数年前に、その作り方だとパンの中に染みた卵液に火が通り切らず生臭さが残ってしまう、とテレビで知って以来、食べる日の朝にほんの数分だけ食パンを牛乳に浸しておいて、バターを溶かしたフライパンで両面焼いたのち、砂糖と卵を混ぜたものを絡めながら焼く、という作り方に変えることにした。

すると、どうしたって卵感が強く出るので、見た目がフレンチトーストというよりは、平たい卵焼きのようになってしまう。

テレビで見たフレンチトーストはもっとちゃんとフレンチトーストだったというのに。果たしてこれは正解なのか?と、毎回フレンチトーストを作った時は首をかしげながら食べている。

f:id:zfinchyan:20260501161718j:image

でも、味は美味しいのです

おまけ

夫作の豚こまタルタル

夫が晩ごはんを作ってくれる時によく候補にあがる料理名は「回鍋肉」「豚の角煮」「豚こまタルタル」である。

「豚こまタルタル」とは、夫がネットでレシピを見て、作りたい!と思った料理らしい。名の通り、豚こまに片栗粉をまぶして揚げ焼きにしたあと、甘辛いタレをたっぷり絡めて千切りキャベツの上にドーン!その上からさらにタルタルをドバーッ!…と、いう「こってり」以外の表現が見つからないこってりとした食べ応えのあるお料理である。

これまでに夫が何度か作ってくれたのだけど、夫以外の家族がこれを食べきれたことがない。しかもこってりしているため、胸やけもするので、わたしたちはちょっと苦手なのだけど、夫はこれがたまらなく好きらしい。

先日「豚こまタルタルを作らせてくれぇ」と夫が言うので、日曜日の晩ごはんとして作ってもらうことにしたのだけど、今回もやっぱり夫以外は食べきることができなかった。甘辛いタレがごはんにもぴったり、千切りキャベツももりもり食べられる美味しい豚こまタルタルだけど、きっと夫は自分が好きだからこそ作りすぎてしまうのだろう。

美味しい、美味しいけれど、ちょっとヘビーな夫ごはんなのだった。

f:id:zfinchyan:20260501162215j:image

つやつや、こってり

夫の作るごはんはとても美味しいけれど、量が多いのが難点 ↓

zfinchyan.net