わたしのあたまのなか

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プラダを着た悪魔2

 

わたしは「プラダを着た悪魔」という映画が大好きだ。物語も、音楽も、衣装も、どれもわくわくするし、終わった後は心がすっきりと晴れてよし!と言いたくなる気持ちよさ。だから、これまで何度となく観てきたし、自分の中の大切な映画の一つであり続けてきた。

 

その続編の「プラダを着た悪魔2」が公開されると聞きつけた時、あんなに大好きな映画なのに楽しみよりも大丈夫かなの気持ちが大きかった。

大好きな映画なのに、つまらなかったらどうしよう?あの世界が壊されてしまったらどうしよう?

だから、実のところ観るべきかずっと迷い続けていた。評価が分かってから観に行こうか、あらすじを調べてから行こうか、などと悩んでいたのだけど、よく考えたら20年ぶりに続編を作る時点でもう面白くないわけがないじゃないか!

こうなったらあらすじも知る必要なんかないぞ、と、何も知らないまっさらな状態で映画館で観ようと決めた。

というわけで、U-NEXTのポイントを鑑賞チケットに交換して、平日の息子(10)が学校に行っている間に観に行くことにしたのだった。

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朝9時の三条大橋より

平日の朝の映画館はガラガラで、15人ほどのお客さんだったけれど、面白かったのが通常の作品とちがっておしゃれな人が多かったことだ。肩を出した色とりどりのオフショルダーのワンピースを着ている人が数人いて「映画の世界観を大事にしている人だ!」と、こちらまで嬉しくなってしまった。

ちなみにわたしはシャツとジーンズという普段着だったけれど、一応わたしなりの一軍のお気に入りのシャツとジーンズを着て行った。そう、やはりわたしも映画の中のおしゃれを愛する世界観を大事にしたのだ。

 

さて、映画は最高だった。

2というものはどうしたって1と比べられてしまうものだけど「プラダを着た悪魔2」は、1と同じくらいに素晴らしいものだった。とは言え、世間では賛否両論あるらしいけれどそれももちろんわかる。

1は、いわばアンディの成長を描いたものだった。不本意とは言え刺激的な職場で揉まれて、見た目も内面もどんどん垢抜けていく様子が痛快だったからだ。

2はというと、すっかり成長したアンディが野心を持ってさらに挑戦していく物語だった。ファッションのプロが見たらまだまだでも、わたしから見た久しぶりのアンディは自分に似合う洋服を着こなしていたし、1と比べると垢抜けていくような描写については少し物足りなかったけど、それでもわたしの大好きな「プラダを着た悪魔」という映画の世界は大事に守られていて大満足だった。

ただ、20年ぶりの続編だというのに、ミランダもアンディもエミリーもあまりにも変わらない様子にはびっくりした。加齢とは?と聞きたくなるほどの若々しさだった。映画の中で時の流れを思い出させてくれたのは、ナイジェルとリリーだけだったけれど、お二人とも年を重ねたからこそのいい味が出ていたし、やっぱりナイジェルはわたしのお気に入りの人のままだった。

それと、わたしの大好きなドラマのブリジャートン家のケイトがミランダの堅実的なアシスタントとして出演していたのも嬉しかった。20年前はミランダに振り回されっぱなしだったアシスタントにも、女帝のミランダにも、今の時代の波がしっかりとやってきていたのも、わたしはとてもよかったと思う。

観終わったあと、胸がいっぱいになるくらい大満足だった。特にラストシーンは作品に対する愛で溢れていた。

ありがとう、わたしの大好きな作品をまた増やしてくれて。

そんな気持ちで映画館を出た。

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さて、映画を観たあと、本当はすぐに帰って家でお昼ごはんを食べるつもりだったのに、あんなに煌びやかな世界を楽しんだあと、帰ってしまうのがなんだかもったいなかったのと、お腹が空いてしまってたまらない。

…とは言え、実はこの日、わたしのお財布には700円しか入っていなかった!

朝、学校へ行く息子を見送ったあと、洗濯物を干してダッシュでやってきたのでATMに寄れなかったのだ。いつもなら非常用にお財布に1000円入れているのだけど、朝夫に「細かいお金ちょうだい」と言われて渡してしまっていた。

(交通費はICOCAにチャージしていた分で乗れた)

しかも、最寄り駅まで自転車で来たので、帰りの駐輪場で支払うための100円を除けると、わたしがお昼ごはんに使えるお金は600円しかない。

さっきまでの映画の中の眩しい豪華な世界とはまるっきり正反対で情けないやら悲しいやら。立派な年齢の大人なのに、こんなにも軽いお財布で三条までやってきてしまった。でも、お腹は空いちゃったし…。

ふと、昔食べたことのある映画館のそばのコッペパン専門店が目に入った。コッペパンなら具材を選べばこの残金でも食べられるかも!

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お店の中に入ると、ちょうどレジを済ませている人が「paypayで」と、言っているのが聞こえた。あ、そうだ!paypayという手があるじゃないか!!わたしは普段現金しか使わないので忘れがちだけど、paypayには数千円入ったままだったのだ。よしよし、セットを頼んじゃおうっと。

というわけで、無事にありつけたお昼ごはん

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コッペパンの中身はスモークサーモンクリームチーズ。

あまりにも美味しくて一瞬で食べ終わってしまい、もう一つ別の甘いコッペパンを追加で注文しようか迷ってやめた。けれど、今もあの時キャラメル&つぶつぶピーナッツコッペパンを頼むべきだった、と後悔している。

次は必ず…!

そんなわけで、素敵な映画と美味しいお昼ごはんを食べられてうきうきしながら家に帰った。

「プラダを着た悪魔2」を観に行けてよかった!

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昼12:30の三条大橋より