わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。日々のこと、美味しいものや旅日記、好きな海外ドラマについても書いてます。

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再会、その2

 

わたしには、アメリカに住む友人がいる。

彼女は、わたしの結婚式に出席してくれた数年後に、単身でアメリカに渡り仕事をしていて、向こうでアメリカ人のご主人と結婚をして住んでいた、らしい。

わたしがそれを知ったのは、約10年ほど前のこと。ある日、エアメールで届いた彼女からの年賀状で知ることになったのだった。それ以来、私たちは年に一回年賀状のやり取りをしていた。年賀状と言ってもせっかくエアメールで送るので、年賀状とは別に便箋に何枚も書いたお手紙を同封していたのだけど、知っているお互いの連絡先は住所だけという間柄の中、私たちは海を越えて交流を続けていた。

 

さて、今年の2月のこと。

お正月から遅れて届いた彼女からの年賀状には、この手紙が着く頃には数ヶ月の間は日本に戻っていること、都合がつけば会いたいこと、日本で使用する携帯電話の番号が書かれていた。

彼女と最後に会ったのは、わたしの結婚式だったので、なんと19年ぶりの再会となる。会えるかな、会えたらいいななどと思っていたらあっという間に1か月が過ぎてしまっていた。

いかんいかん、このままじゃ会えないままになってしまう!と、焦ったわたしは、昨年5月に同じく久々に再会した友人を含む何人かの共通の友人たちに声をかけた。アメリカに住む友人は、日本での滞在中は枚方のご実家に住んでいるということだったので、わたしとその友人を含む5人で、枚方モールで会うことにした。

 

約束の日は週末の夕方だったので、一人電車を乗り継いで枚方市駅へ。

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ホームドアが設置されていて驚いた

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趣味のマンホール写真

枚方モールへ来るのは二回目。

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今回こそ、ここで有名(らしい)クリームパンを買うぞ!と思っていたのに、やっぱり今回もお店を見つけられなかった。それどころか、友人が予約してくれていた香港飲茶のお店が見つからない。地図だと枚方モールの2階にあるはずなんだけど…?

ちょうど警備員のおじさんがすぐそこにいたのでお尋ねすると、わたしがいた場所からでは同じ2階でもレストラン街へは直接行けないらしく、一度1階に降りてから、別のエスカレーターで2階に登り直さければならないようだ。警備員さんに教えてもらった通りに進むと、お店を発見

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ただ、まだ集合時間まで15分もあったので、一旦外のベンチに座って読みかけだった本を開いて読むことにした。

ちょっと薄暗くなってきた空と、ほんの少し肌寒い風が心地いい。なんだか頬に当たる風すら懐かしく感じる。枚方の風も今の自宅がある京都の風もそんなに変わらないはずなのに、少し柔らかく感じるのはなぜだろうか。

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そんなことを思いながら本を読んでいたら「なあ、今日寒くない?」と、あたまの上から声が降ってきた。慌てて顔をあげると、友人のうちの1人が立っていた。彼女と会うのも実に10年ぶりくらいである。最初の一言目がそれ?!という感じだけど、まるで昨日も会っていたかのように話しかけられたのが、とても嬉しかった。

それにしても久しぶりだ。なんというか、久しぶりすぎてまるで芸能人に会ったかのような感覚だった。知ってる人に会えた!という感じがそれに似ているのかも知れない。

しばらく待っていたら、ぽつぽつと遅れて3人がやってきて、久しぶりの5人での集合となった。

久しぶりすぎて何を話せばいいのだろう…なんて心配は全く不要で、あの時の思い出と最近みんながどうしているか、あとは、年齢的なものもあって健康や病気のはなしに花が咲いて、とにかくずーっと笑いっぱなしだった。

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エビマヨも小籠包も美味しかった

香港飲茶のお店は21時までだったので、そこからスタバに場所を移してまたおしゃべり。わたし以外の友人たちは結婚後も枚方市周辺に住んでいるため、時々会っているということだったから、みんながみんな久しぶりすぎずに話せたこともよかったと思う。

 

ただ、もうすでに亡くなっている同級生が数人いると知り驚いた。え、あの子が?あのいつも猫背で、ボソッと面白い一言をいつも言ってたあの男の子が?と、正直なところ、その話を聞いてからあの子の顔が脳裏から離れなくなってしまい、実はずっと落ち込んでいる。

亡くなったのは数年前とのことだけど、そうか、わたしたちもそんな歳なんだな、と思ったり、中学生の姿しか知らないその男の子がもうこの世にいないことが、不思議なような妙な感覚にずっと陥っている。

 

こうしてみんなにまた会えることはあるだろうか。

わたしは結婚して枚方を離れたため、なかなか簡単には会えないので、もしかしたらこれが最後かもなと思った。「また会おうな」と、口々に言って別れたけれど、わたしは心の中で「みんな元気でね」と、思った。もう会えなくても、会えばあのころにすぐに戻れることに安心したからかも知れない。

すごく楽しい夜だったけれど、もうこの世にいない同級生の子たちの顔がずっとあたまに残る深い夜でもあった。

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夜の枚方市駅北口

長崎屋のない北口はなんだかさみしい

 

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