わたしのあたまのなか

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息子とインフルエンザ

 

息子(13)がインフルエンザに罹った。

激しい咳と、高熱と頭痛に苦しむ様子を心配しながらも、これが自分にうつってしまえば明日は我が身のため、言葉では思いやりながらも、マスクを徹底させて極力近づかないようにして数日過ごした。

タオルも共有しないように気をつけて、寒くてもひたすら換気して、と、その甲斐があってか、奇跡的に家族の誰一人感染せずに、インフルエンザのウィルスは息子の体の中だけで静かに終息していったのである。

 

インフルの症状が落ち着き、やっと立ち上がっても頭痛がしない、アイス以外のものも食べたい、少し食欲も出てきた、とリビングにやってきた息子を見て驚いた。家族全員が驚くほど背が伸びていたのだ。寝る子は育つとは言ったものだけど、たった数日でこんなに伸びるの?とびっくりするくらいニョキニョキ伸びていた。

しばらく寝たきりでボサボサの頭をした息子はわたしたちが驚く様子を見て「ほんまに?そんなに伸びた?」と言って、鏡の前でわたしと並んだ。これまでほんの10cmほどの差だったのが、頭まるまる一個分は大きくなっていた。これには息子も「ほんまや!」と驚いていた。これまではちょっと背伸びしたりして張り合っていたけれど、ここまで差がつくと、もうわたしは太刀打ちできないじゃないか…!

 

さて、学校を休んでいる息子と喋っていると、なんというか最近の刺々しさがない。毒が抜けたというか、攻撃的じゃないし、とても穏やかな雰囲気になっていることに気づいた。おそらく、学校ではあらゆる方向に気を使って疲れて家ではイライラしていることが多かったのだろう。

思春期特有のイライラにわたしも夫も手を焼いていたけれど、君も大変だったのね…、と息子のことを思いやることができた。また学校に行き始めたら、イライラ君に戻るんだろうけど、かわいい君にまた会えてよかった。

 

久しぶりに家族全員でリビングで過ごしていたら、息子がボソッと「今まで一人やったから、なんか嬉しい」と言った。ただひたすら一日中布団で寝るしかなかった息子は、見るたびに携帯やswitchを触っていたので、ゲーム三昧でさぞかし楽しいのだろうとこちらは思っていたのだけど、どうやらとても寂しかったらしい。それに、とにかく頭痛がひどかったのでゲームも楽しくなくて、後半はONE PIECEを1巻から読み直すということをしていた。

 

平熱が二日以上続き、もういよいよ明日から学校に行けるぞ、という日の夜、息子が「夢のような日々やったわ」と、呟いた。ゲームをして、ONE PIECEを読んで、夫が毎日買ってきたいろんなアイスを食べて、ゴロゴロできて楽しかったという意味らしい。多分一番しんどかった時のことなんてもう忘れてしまっているのだろう。

無事に元気になってくれてよかったよ。