わたしのあたまのなか

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息子が作った朝ごはん

 

ある冬休みの休日の朝、アラームを消してぐっすりと朝寝坊していたら息子(13)から「朝ごはん作ったから来て」と、起こされた。

目をこすりながらテーブルの席に座ると…

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息子作の朝食

目玉焼き・ウインナー・焼いたコッペパン・みかん。飲み物までは手が回らなかったようで、各自で用意してとのことだったので、わたしはいつも通り温かい紅茶に牛乳を入れてミルクティーを、夫は温かいコーヒーに牛乳を少しだけ。日によって朝に飲む物が違う息子たちは、それぞれ牛乳とほうじ茶オレを用意していた。

 

さて、息子(13)が作ってくれた朝ごはん。

まずは、ちょうどいい焼き加減でつやつやぷるぷるの目玉焼きにびっくりした。わたしなんて、半熟の目玉焼きを作りたくてもうっかり焼きすぎてパサパサになったり、逆に焼かなさすぎて黄身がジャバジャバのままだったりと、いまだになかなか上手く焼けないというのに!

しかも、息子(13)は卵アレルギーがあり、息子自身は半熟の目玉焼きは食べられないし食べたこともない。それなのに、この美しいぷるぷるの目玉焼きを上手に焼けるとは。

せっかくの美味しそうな半熟目玉焼きなので、黄身を潰してしまわないように慎重に慎重に白身の部分を切り取って先に食べた。白身も端がカリカリに焼けていて香ばしくてとっても美味しい。

黄身だけとなった目玉焼きをお箸で掬うようにして持ち上げて一口でぱくりと食べた。トロトロじゅわーと黄身のコクのあとから、味付けされた塩コショウのしょっぱさが追いかけてきてちょうどいい。「美味しい!」と、息子に焼き加減のうまさと共に感想を伝えると嬉しそうだった。

いい具合にぱつぱつに焼かれたウインナーは、コッペパンに挟んで食べた。噛むとじゅわっと広がるジャンキーな脂とパンの相性がいい。バターやケチャップなんかなくても、脂の旨味でぺろっと食べることができる。そうして、みかん以外をあっという間に食べ切ってしまった。

 

夫と息子(10)も美味しそうに食べていた。本日のコックである息子(13)は、自分のために焼いた固焼きの目玉焼きに大量に追い塩コショウをかけながら、家族が「美味しい」と言う様子を嬉しそうにちょっと恥ずかしそうに眺めていた。

みんなで食後のみかんを食べながら美味しかったなあと言っていたら、食べ終わった息子(13)が満足気にリビングでごろりと寝転がりすぐに携帯でゲームをしようとしたので「うぉい!」と思わず声を荒げてしまった。「作ったんやったら後片付けまでしてくださいよ」と言うと面倒くさそうにむすっとしていたけれど、こちらも気まぐれに作るだけで片付けない習慣をつけてもらわれても困るのだ。

 

初めての息子作の朝食は、朝から大変満足たっぷりのごちそうだった。もうこんなこともできるようになったのね(じゃあこれからの休日もさらに朝寝坊させてもらおうかしら)