わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。楽天アフィリエイトが含まれる記事もあります。

藤子不二雄さんを巡る旅③・藤子不二雄Aアートギャラリーへ

 

zfinchyan.net

高岡市から氷見市へ

高岡市の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーを出たあとは、もう一つの目的地である藤子不二雄Aアートギャラリーがある氷見市を目指しながら、わたしの趣味のご当地スーパーにも寄ってもらった。

11:45

ご当地スーパー① 大阪屋ショップ

f:id:zfinchyan:20251125072157j:image

夏の旅行で岐阜に行った時にも見かけたけれど、時間が合わずに行けなかった大阪屋ショップへ。こちらは富山、石川、岐阜、愛知で展開するご当地スーパー。

12:10 

ご当地スーパー② サンコー

f:id:zfinchyan:20251125080829j:image

サンコーは富山県内に8店舗展開する。その地方、ではなくその土地にしかないこのようなスーパーは、ご当地スーパー好きのわたしにとってはいわば聖地である。店内は通路も広々としていてお買い物がしやすそうないいお店だった。

 

時刻は13:30。早朝から起きているのでお腹がぺこぺこだ。ずっと運転をしてくれた夫も一休みしたいところだろう。

ちょうど先週、家族で久しぶりにSwitchの桃鉄で遊んだばかりだったわたしたちは、せっかく富山に来たのなら富山ブラックというご当地ラーメンを食べてみたいと考えていた。けれど、氷見市に向かう通りの道沿いでは、なかなかうまくお店が見つけられない。

車の中からキョロキョロしていると、ふと「氷見きときと寿し」というお寿司屋さんが目に入った。

f:id:zfinchyan:20251127075841j:image

これは…富山ならではのお店にちがいない!お寿司もいいね、とお店に入ってみると、中は待っているお客さんでいっぱい!

これまで道路もギャラリーも混んでいなかったので忘れていたけど、3連休中だったわ!と思い知らされる混雑ぶりだった。大体2時間待ちだということで、順番札を取っておいて、先に藤子不二雄Aアートギャラリーを目指すことに。

藤子不二雄Aアートギャラリーに到着

ところが、無事に専用駐車場に車は着いたものの、3台しかない駐車場は満車で、コインパーキングも見つけられない。仕方がないので、商店街を抜けた先にある漁港の市場に観光がてら行き、時間をつぶすことにした。


f:id:zfinchyan:20251127080127j:image

f:id:zfinchyan:20251127080131j:image

ひみ岸壁市場

中に入ってみると、併設された岸壁食堂に並ぶ人の長蛇の列が!やっぱり3連休なんだなあ。食堂の他には、漁に使う舟や網が展示されていたり、おさかなクイズで遊べたり、本棚に海に関する本が並べられていて、気軽に楽しめる市場だった

f:id:zfinchyan:20251127080215j:image

Aさんデザインのひみぼうずくん

の、あたまを撫でる息子

市場から戻って駐車場を覗きに行くもまだ空かない。空きが出るのを待ちつつ、他の駐車場を探しながらぐるぐると周辺を周る。

ちなみに藤子不二雄Aアートギャラリーがある潮風通りという商店街(まんがロード)を含めた一帯を、藤子不二雄Aまんがワールドと呼ぶようで、歩道には海の生き物を模したAさんのオリジナルキャラクター像や、ハットリくんなどの像があちこちに飾られていて楽しい。本当は車から降りてここもゆっくりお散歩したかったけど、なにしろ駐車場が見つからなければ歩けないし、のんびりしているときときと寿しの順番が来てしまうので、車内から見て楽しむことにした。

f:id:zfinchyan:20251127120937j:image

趣味のマンホール写真

ぐるぐると何周かしたのち、最後の望みをかけて駐車場を見に行くとやっと空きが!やったー!

f:id:zfinchyan:20251127115854j:image
f:id:zfinchyan:20251127115850j:image

いよいよ入館

藤子不二雄Aアートギャラリーは、商店街の中にある、二階建てのこじんまりとした建物で、大人200円、高校生以下は無料という心配になるくらい良心的な入場料。しかも、JAF会員だと特典ありと受付にあったので、夫が会員証を出してみたら、なんと特製クリアファイルをいただくことができた。

f:id:zfinchyan:20251127120345j:image

これは宝物だ!

思い返せば、わたしと夫は、笑ゥせぇるすまん、忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿と、このクリアファイルに載っている4作品のアニメを全て観てきた世代だ。特に怪物くんなんて夏休みアニメ大会の再放送で、本当に何回観たかわからないほど。今回の旅は、Fさん好きの息子のために出たものの、もしかしたらわたしと夫の方が楽しんでいるのかも知れない。

さて、二階建ての藤子不二雄Aアートギャラリーは、一階は撮影不可、二階のみが撮影OK。

一階には、Aさんの年表や、原画、トキワ荘の四畳半の1室を再現したものなどが展示されていた。息子(10)はここで漫画を…!と、感動しながら見ていた。原画はやっぱり迫力があってかっこいい。

いよいよ二階に行こうとしたら「えっ、これ飾りじゃないの?!」と思ってしまうくらい細い細い螺旋階段を登らなければならなかった。ぐらぐらと揺れてちょっと怖い。でも楽しい!

f:id:zfinchyan:20251127120815j:image

ひみぼうずくん、再び

二階には、Fさんのふるさとギャラリーと同じく、本棚にAさんの漫画がずらりと並び、座って読めるようになっていた。Aさんのことをこの日初めて知った息子(13)は、プロゴルファー猿を黙々と読んでいた。わたしはAさんのアニメの中でプロゴルファー猿が一番好きだったので、息子が読んでいる姿を見てなんだか嬉しかった。

二階で盛り上がるのはやっぱりここだろう。

f:id:zfinchyan:20251127120830j:image

ドーン!!

近くで見ていたら「どうかされましたかァ?」と、あの声で今にも言い出しそう。

f:id:zfinchyan:20251127120839j:image

ヒィッ…!

Fさんのふるさとギャラリーの時にも感じたことだけど、やはりここも、ただただAさんの作品や資料を大切に守っている場所だった。Aさんの漫画への情熱や意欲の炎を絶やさないために作られたアートギャラリーのようだと感じた。

故郷愛が詰まった2つの場所

アートギャラリーを出て、車に乗って氷見きときと寿しへ戻る途中、息子(10)が「氷見市って好きな町やわ」と、言った。海がすぐそばにある町、その美しい風景が大好きになったと言う。確かに商店街を抜けた真正面に広がる海の風景は心が不思議と落ち着くものだった。

そういえば、Aさんは、アートギャラリーの開館に寄せた言葉で「北陸新幹線も開通しましたので、みなさん氷見市に観光に来てください」と、書いていた。さらには「氷見市は海もきれいだけど、美しい木がたくさんあるから、それを見てほしい」と。

藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーも、藤子不二雄Aアートギャラリーも、FさんとAさんに対する愛と尊敬で作品が守られている場所だと感じたけれど、それと同じようにFさんとAさんからも並々ならぬ故郷愛を感じることができた。藤子不二雄、というお二人が富山県を大切に想い続けた気持ちがわかって、何とも言えない温かさが心に残り続けた。今回こうして藤子不二雄さんを巡る旅ができて本当によかったな、と、思った。