久しぶりのブログである。
自分の中では2日に1回の更新を決めていたのだけれど、一旦それが崩れてしまった時、更新のきっかけを失ってしまった。もちろん、きっかけを失っただけではなくわたしがだらだらとしてしまっていたのもあるし、任されていた仕事の量が増えて疲れ切ってしまったのもあるし、あとは、神経を抜いた歯の奥が感染を起こしてしまい、ずーっと痛みと腫れに悩まされてしまったのも更新が途絶えた原因でもある。
実は、数か月前も、今と同じように別の歯の奥が何らかの菌に感染してしまい、歯茎の腫れが続いたことがあった。その時は、歯や歯茎だけではなく、喉の奥まで痛みと腫れが広がりなかなか引かずに大変な思いをした。
そういえば、わたしはやたらと何らかの菌に感染する。しかも、抗生物質が効きにくい体質のようで、一度菌が入るとなかなか治らない。今の年齢でこれなら、さらに年を重ねた時に一体どうなってしまうのか、時々不安になる。
今回ももらった日数分の抗生物質では効かず、追加の薬をもらうはめになった。今は痛みは治まっているものの、まだ歯茎は少し腫れていて、目には見えない菌の存在感の大きさがとても腹立たしい。一体、わたしが何をしたと言うのだ。毎日手洗いもうがいも歯磨きもしているというのに、しかも普段から別に極端なきれい好きでもないから、菌には慣れているはずだというのに!
さて、話は変わるけれど、先日ついに息子(10)の通う小学校の役員の任期を無事終えることができた。
長いようであっという間の一年間だった。
数名いた役員のうち、中には元からの友人もいたけれど、任期を終えるころには全員が友人になっていた。最後の日、いつも会議をしていた保護者会の会議室から出て行く時「もうここに来ることは二度とないのか」と思うと、不思議な気持ちだった。
すぐに紙づまりを起こすコピー機
ここに来た時から置かれていた誰かの5円玉
止まったままの壁掛け時計
やたらと効きのいいエアコン
置きっぱなしの長靴
いつもお菓子が行き交った長机
どれもこれもここで会議や作業をするたびに目に入りすっかり見なれた風景だった。
役員を終えたわたしたちは、これからたびたび会うわけではないけれど、ずっと友人だろうと思った。もうあんなに話し込む機会はないだろうけれど、会ったら絶対声をかける友人になれたのだろう、と。
新役員の方々に引継ぎを終え、解放感と淋しさの中、わたしたちは楽しみにしていたおつかれさま会に向けて動き出した。平日の午前中から打ち上げと称して保護者会の会議室からファミレスへと場所を変えて集まるのだ。会議でもなく作業でもなく、ただただ美味しいごはんを食べながら友人として喋ろう。ここからはご褒美時間だ!
そして、わたしはこれまでやってきた息子たちの通う小学校の役員、中学校の役員、息子のクラブの役員、仕事と、4足履いていたわらじのうち、やっと1足を脱ぐことができて今心の底からホッとしている。こうやってちょっとずつ保護者としての役目が終わっていき、自分の毎日が身軽になっていけたらいいなと思っているのだった。