わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。日々のこと、美味しいものや旅日記、好きな海外ドラマについても書いてます。

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わたしが影響を受けた本たち

 

影響を受けたもの、と、思い返すと、わたしの場合は本になる。最近でこそ読書量は落ちてしまったけれど、子どものころからずっと今も本を読むことが大好きだからだ。

ということで、小学生から高校生のころまでに読んだ本の中で思い出深く影響を受けた本を、今日はここに記しておきたいと思う。

 

1.お父さんは心配症

2.ちびまる子ちゃん

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わたしの小学生のころのバイブル、と、言えばコレしかない。

当時わたしは雑誌「りぼん」を時々読んでいたのだけれど、異彩を放つこれらの作品は、わたしの心をガッシリ掴んで離さなかった。

まわりは「ちゃお」や「なかよし」を読んでいたので「りぼん」派のわたしはなかなか話が合わなかった上に、好きな漫画がコレではそもそも話が合うわけがない。けれど、誰にもわかってもらえなくても、わたしはこれらこそが傑作だと思っていた。

今読んでも、わけがわからなすぎてニヤニヤと笑ってしまう。当時はよく声を出してゲラゲラ笑って親に「なにがそんなにおもろいん?」と、聞かれたほどだ。

極度に心配症なお父さんと、それに翻弄される典子と北野くん。なんでもないことが、いつもばかばかしくて笑えるまる子の毎日。それを読んで笑うことで、わたしはホッとできたし、おそらく、これらの本からわたしは自虐を笑いに変える力を学んだのだと思う。何をやっても裏目に出ていつも失敗してしまう自分の状態を、おもしろおかしく説明して笑いに変えることができたのは、この名作たちのおかげだと今は感じている。

 

3.いまどきのこども

4.シニカル・ヒステリー・アワー

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「いまどきのこども」は、

1巻だと思って取ったら7巻だった

小学生のころ友人の家で読ませてもらったらおもしろくて好きになったこの2作品。

わたしはこの本を読んで、いい意味での「ゆるい大人」に影響されたのだと思う。

これらの本の中に出てくる大人は、適当で、めんどくさがりで、ちょっとずるくて、ちょっとカッコ悪い。こども達の冷静な目線で切り取られたそれらが、おもしろくて、滑稽で、それでも大人ってなんとか生きていけるのか、と、勇気づけられたものだ。

全然ちがうー!と言われてしまうかも知れないけれど「いまどきのこども」と「シニカル・ヒステリー・アワー」は、わたしの大好きなドラマ「やっぱり猫が好き」に雰囲気が似ているように感じて、そこも好きだ。適当にゆるく、おもしろおかしく生きていく感じを、わたしはずっと追い求めている。

ところで、久しぶりに「シニカル・ヒステリー・アワー」を読んでみたら、こんなおしゃれなものを小学生のころに読んでいたのか、と、我ながら驚いた。

 

5.霧の向こうのふしぎな町

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夏の読書感想文を書くために、当時枚方市駅にあった近鉄百貨店の中の本屋さんでこの本を買ってもらった。確か小学5年生のことだったと思う。

この本を読んだ時の衝撃は忘れられない。こんなおもしろい本があったのか!と、感動したし、実際に行けるところではない霧の谷は、完全に「行ったことのある場所」として、わたしのあたまのなかにあった。

それくらい、読書感想文を書き終えたあとも、何度も何度も繰り返して読んだ。未だにふと思い出すとわたしはいつでもこの霧の谷にあたまのなかで行くことが出来る。

 

6.銀色夏生さんの本


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中のリーフレットに時代を感じる

中学生のころに知った銀色夏生さん。

そこに綴られた詩や写真は、どれもこれも新鮮で、銀色夏生さんを通して見える世界はどれもきらきらしているようで、くすんでいるようで、わたしの憧れるものだった。よく、当時の友人とお手紙を交換する時に自分の好きな銀色夏生さんの詩を書いて送り合うということをしていたけれど、今思うと我ながらいい学生時代を過ごしたな、と、思う。

今でも、風や空に感動するところや、それらをつぶさに観察するところ、いろんなものに興味を持ちづづけるところは、とても影響を受けているものだと思う。

ちなみに写真は大好きな詩集「外国風景」だけど「つれづれノート」も好きだった。

 

7.吉本ばななさんと群ようこさん

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吉本ばななさんの「キッチン」と、群ようこさんの「アメリカ居すわり一人旅」は、わたしが大好きな叔母(母の妹)から、わたしが高校生のころにもらったものだ。

そこからずっと、このお二人の作品は読み続けている。吉本ばななさんは、ひらがなのよしもとばななさんになった時に、ちょっと離れてしまったけれど、また最近読み始めた。このお二人の作品は、物語もエッセイもすごくいい。まっすぐで、正直で、うじうじしているところも全部含めて書いてくれるので、うんうん、と、それが自分の身の上に起きていないことでも、理解しながら共感しながら読むことができる。

中学生のころから読み続けているお二人なので、わたしの体に確実に生きて入り込んでいるものだろう。

 

番外編

8.ホットロード

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影響された、とはちがうのだけれど、今回本棚を見ていたら、自分がずっと好きで定期的に読み返している作品が目に入ったので、書いておきたいと思う。

わたしの通っていた中学校は、そういう時代のせいもあるけれど、いわゆるヤンキーが多かった。授業中、どこかしらの扉がいつもドンドンと各学年のヤンキーによって蹴られる音が校内に鳴り響き、ブンブンと大きな音をたてながら在校生が原付に二人乗りで(もちろんノーヘルで)校庭に入ってきたことも何度もあったし、男子が殴りあいの喧嘩もよくしていたし、男子も女子も関係なく茶髪姿で堂々と喫煙する姿は、放課後の見なれた風景だった。

そんな中学校で、わたしは、なんの問題を起こすこともなく地味な生徒の一人として平和に過ごしていたのだけれど、その場から卒業したあと、あのころのヤンキーに少しだけ憧れを覚えていたことに気づいたわたしは、このホットロードを読むことで、自分には到底生きることのできなかったあの世界を体験することにした。

子どもでもないけれど、まだ大人でもない彼らが過ごす夜は、いつも輝いていてそれでいて哀しい。そんなわたしの思い出にはない夜の世界を読み返すと、なんだか胸がきゅっとなって読み返したくなるので、いつまでも本棚にあり続けるのだった。

 

 

今週のお題「これに影響を受けました!」