普段あまり「ここに行きたい」とか「これが欲しい」などと言わない息子(10)が「今年の夏休みはプールに行きたい!」と言ったので、重い腰をあげて六甲アイランドにある大型プールデカパトスに行ってきた。
ここは、現在小4の息子(10)が、まだ幼稚園の年少さんのころに遊びに来たことがある場所で、実に6年ぶり!年少さんだった3学期からコロナが流行し始め、その数年後に兄の息子(13)の中学受験の準備が始まったため、この何年もの間、家族で夏休みにプールに行く機会がなかったのだ。
もちろん、自宅の近所にもプールはあるけれど、ここは思い出の場所だし、何よりここまで来れば知り合いに会う確率はかなり低い。ゴロンとしたトドのような水着姿を誰にも見られたくないわたしにとっても、好都合なのだった。

開園を30分ほど過ぎてから到着したため、更衣室はガラガラで、すんなり着替えることが出来た。プールサイドの日陰は全て埋まってしまっていたけれど、夫が木のそばの木陰にビニールシートを敷いてくれたので、ここなら涼しく休憩できそうだ。
息子たちもわくわくとテンションが上がっていたので、そのまま、みんなで波のプールへ!ざばーん、さばーんと、深さ1.3mのプールの中で人工波のうねりに身を任せる。夏休み、ということで、プールの中は芋煮状態か?と、覚悟していたけれど、雨予報だったせいか、この日はそれほど人は多くなく、手足を伸ばして泳げる空間もあって快適だった。
その後は、流れるプールへ。
急遽プールに行くことが決まったので、我が家の装備は50cmの浮き輪2つだけ。もちろん、それは息子たちのものなので、わたしは犬掻きをしながら流れることにした。中には、大きな浮き輪に乗りながら南国気分で漂う人がいて、とても気持ちよさそうだ。大きな浮き輪はレンタルが出来るそうなので、あとで見たら100cmの浮き輪が1600円だった。なかなか絶妙な値段じゃないか、と、わたしはその後ずっと迷い続けた。1600円で南国気分か。高いのか、安いのか。思い切って売店で購入をするのもアリか...?いや、でも、来年また使う?うーん…と、悩みに悩んで結局は購入もレンタルもしなかった。
と、いうか、この日のわたしにはどちらもできなかったのだ。
なぜかというと、流れるプールで何周か泳いでいたら、先日起こっためまいをまた起こしてしまった。
↑映画を観たあと、ひどいめまいに襲われた
最初はまたクラクラするなあ、と思っていたら、夫がわたしの顔色の悪さに驚き、すぐに「休憩しよう」と言った。息子たちはまだ遊びたいと言ったし、わたしはそこまでひどくないから大丈夫、と言ったのだけど、顔色が真っ青だったらしい。息子たちをプールに残し、プールサイドに上がった途端、ぐらり、と地面が揺れて思うように歩けない。夫に抱えられるようにして、ビニールシートを敷いたところに戻り、座った途端、前の映画が終わったあとのようにあたまのなかが揺れて顔を上げられなくなってしまった。
気分は全然悪くないのだけど、とにかくめまいがすごい。夫が、タオルを重ねて枕を作り横にならせてくれた。わたしは気づかなかったけれど、この時あまりにも顔色が悪かったので、救護室に行くかどうか迷ったと、夫にあとから聞かされた。
横になりしばらく目を閉じていると、いつのまにか眠っていた。起きたらめまいは消えていたので、息子たちのいるプールに戻ろうとしたら、夫に止められたため、そこからずっとビニールシートの上で過ごすことになってしまったのだった。
というわけで、流れるプールを100cmの浮き輪でプカプカ南国気分、なんて、わたしには出来なかったのだ。残念。
さて、この日急遽プールに行くことが決まったため、我が家の装備は50㎝の浮き輪だけ、と、書いた。そう、近年よく見かけるあの防水機能付きの携帯を入れるポーチなどもわたしたちは持っていなかった。そのため、全てロッカーに置いてきたので、わたしは携帯なしでプールサイドで過ごすことになってしまった。本でも持ってきていたらよかったのだけど、プールの中で泳いで過ごす気満々だったので、そんなものも持ってきていなかった。
だから、夫と二人、プールサイドでひたすら喋って過ごした。
お互いが携帯を見ることなく話すなんて、よく考えたら、久しぶりのことだ。もちろん、いつも携帯片手に過ごしているわけではないのだけど、喋っていたら仕事のことで夫に連絡が入ったり、話している内容で「そういえば、あれって…」と、携帯で調べたり、と、つい見てしまうことがあるので、携帯が手の中にないこの時間はとても貴重なものに思えた。
息子たちは波のプールと流れるプールとウォータースライダーを、ぐるぐると行ったり来たりしながら2人で楽しんでいた。本当は一緒に泳ぎたかったけれど、さっきのめまいを考えると、泳いだあと使い物にならなくなってしまうので、迷惑をかけてしまうだろう、と、諦めた。
時折、夫が息子たちと泳いでくれてたので、わたしは楽しそうに泳ぐ人たちを眺めながら、ひたすらぼーっとして過ごした。夫が「今日はもうこっちから帰ろう、と言うのをやめて、気が済むまで遊ばせてやろう」と、言ったので、そうすることにしたら、なんと閉園時間までいることになってしまった。息子たちの体力は底なしだ。
プールのフードコートはとても混んでいてお昼ごはんを食べ損ねてしまっていたので、途中、持参していたお菓子はたくさん食べたけれど、わたしたちはお腹がペコペコだった。
ということで、わたしたちの愛する神戸へ!
神戸ハーバーランドumieの中のMOSAICにある「FISHERMAN’S MARKET」というビュッフェで泳ぎっぱなしで腹ペコの息子たちにたっぷりごはんを食べてもらうことにした。ちなみにただプールサイドでゴロンとしていたわたしも、なぜかもちろん腹ペコだ!


デザートのティラミスも美味しかった
食べていたら、オリエンタルホテルの向こうで花火が上がり始めた。


花火を見るのも、久しぶり
美味しいごはんを食べることができて、花火まで観れて、ありがたいことだなあ、と、感動して、ウルウルと泣きそうになった。歳をとったからなのか涙腺が弱くて困ったものだ。
食後は、大好きな神戸の夜景を観ながらお散歩。みんな満腹だったので、腹ごなしをしたかったという理由もある。(どれだけ食べたんだ)


黒に赤が美しい
めまいではなくて貧血かも、と、夫が言うので、車の中で鉄分が含まれるジュースを飲みながら家についた。

産後によく飲んだジュース
これが続くようなら病院に行った方がいいのだろうけど、めまいなのか、貧血なのか、またそれが更年期の症状なのか、三半規管の乱れなのか、よくわからない。しかも、お盆に入ってしまうし...と、とりあえず様子見。
翌日の朝、肩に服が擦れて痛くて目覚めた。鏡を見たら、真っ赤に日焼けしてしまっていた。どうやら、日焼け止めを塗り忘れていたらしい。しまったー!
↓去年の夏も神戸を満喫していた