六甲山上を後にして、今度こそwonder yamamboへ。しかし、いざ到着してみると、あれ?意外とアスレチックが少ない…?



あれー?もっとアスレチックがたくさんあると思ったんやけどねーなどと言いながら、息子たちと散策していると、わたしたちが少ないと勘違いしていただけで、広場の奥の方にある林の中にはたくさんのアスレチックがあった。
(あとから調べたらwonder yamamboには、40ものアスレチックがあった!)
林へ入りながらちらっと夫を見ると足をさすりながら端のベンチで座っていた。この時「リュック預けとこかな」と、一瞬あたまによぎったものの、夫の座るベンチに戻るのも面倒で、結局は大きなリュックを背負ったまま、アスレチックコースwonder yamamboに入ることにしたのだが、まさかこの時の判断が後々我が身を助けることになるとは、この時は思いもしなかった。
息子たちと3人で次から次に繋がるアスレチックコースを進むものの、なかなかゴールが見えてこないため疲れが溜まってきた。アスレチック自体は、そこまで難しいわけではないけれど、一休みするベンチなども全く無いし、周りが木々に囲まれているため、もうスタート地点も見えなくなったし、ゴールもどれくらい先にあるのか全くわからない。
初めは息子たちと一緒になってアスレチックで遊んでいたわたしも、だんだんとヘトヘトになってきて、見学者コースを歩いてついて行くだけでも、もはや山道のハイキングをしているようだ。

しかも、最小限に手が入れられた山道は、木々の根が張り巡らされたままのため、度々足を取られるし、アップダウンの激しい階段は、自然を生かして高さも幅もまちまちで、小さな岩もそのままなので、気をつけないと転んでしまいそうだ。実際、わたしの後ろにいたご家族の一人も派手に転倒されていて、それを見たわたしは「次は我が身だ」と転ばないように気を引き締めながら歩いていた。

こんな山道がずっと続く
それは、登りが続いたあとの降りの階段での出来事だった。
右足を着地させた瞬間、昨年の夏に奈良の東大寺の石畳の隙間で思いっきり捻挫した足首を、またグキッとやりかけてしまったのだ!
あの時の捻挫の激痛があたまをよぎった。ここでまた捻挫をしてしまったら、きっと戻れないしもう進めもしない。それは、困る!
「よし、このまま右側に力を流そう」と、ほんの一瞬で判断したわたしは、足だけに負担がかからないようにするために、バランスを崩した右側に倒れるようにして手をつくつもりが、そのまま残りの階段2段分を転がり落ちてしまった。
気づくと、仰向けになって落ちていたけれど、幸いにもどこも痛くなかった。息子たちのお着替えやタオルを詰めた大きなリュックを背負っていたおかげで背中もあたまも打っていなかった。あの時、夫にリュックを預けなくて本当によかった。
人に見られたら恥ずかしいのですぐに立ち上がってそっと足を動かしてみる。右足は無事だった。
わたしは捻挫しなかった喜びと、階段を転げ落ちた自分がまるでスタントマンのようで面白くて笑いが止まらなかった。「お母さん、大丈夫?!」と、心配して駆け寄ってくれた息子たちに「あははは、大丈夫!ヒャッヒャッ、足をまた捻挫しかけたからさ!そしたら落ちちゃった!!」と、ゲラゲラ笑いながら状況を説明したが、そんな様子が余計に息子たちを心配させることになってしまった。
やがて、どうやら大丈夫らしいと理解した息子(13)が「めっちゃ汚れてるで」と、服をパンパンと払ってくれて自分が土まみれになっていたことに初めて気づいた。

円を描きながら服に着いた土が
落ち方の派手さを物語っている
転げ落ちてからは、下りの階段は息子(13)が心配して手を繋いでくれたので、安心して山道を歩き続けることができた。ほんの少し前までは、息子を転ばせないためにわたしが手を繋いでいたはずなのに…。
さて、そこからも長くどこまでも続くアスレチックコースに「ゴールどこ?!」と、絶望しかけたころ、先の方からやってくる夫の姿が見えた。どうやら、ベンチで待っていたもののいつまでもわたしたちが戻ってこないので、心配になってゴールの方から見に来たらしい。時計を見ると1時間も経っていた。どうりで、足や尻が筋肉痛で悲鳴をあげ始めているはずだ!
wonder yamamboのアスレチックコースを無事にクリアしたあとは、再び水上と陸のアスレチックに戻ってそれぞれ遊び、入り口近くの芝すべりで遊んでいたら閉園時間の5時を知らせるアナウンスが流れた。夫の足はそれまで座って休ませていたことがよかったのかだいぶ良くなったらしく、問題なく運転できると言う。ホッ、地獄のドライブ回避!よかった。わたしよりも息子たちの方がホッとしていたのが気に障るけれど、まあそれもその通りだろう。
ただ、本当はこの日はどこかの温泉に寄って、場所を探して初めての車中泊をするつもりで寝具などを準備して来たのだけど、温泉で夫の痛めた足を温めるのがいいのか悪いのかわからなかったし、何より車で寝るよりも家でゆっくり寝た方がいいだろうということで温泉には寄らず、今回は家に帰ることにした。
温泉と車内泊は、またいつかのお楽しみだ!

帰りに寄った宝塚北SA


趣味になりつつあるソフトクリーム写真
ちなみに転んだ時にはどこも痛くなかったので、ゲラゲラ笑っていたわたしだが、帰宅後猛烈に右足の脛の近くが痛み出したので見たら、大きく腫れていて後にアザが出来てしまった。ゴロゴロと階段を転がり落ちてスタントマンみたいやったなあなどと呑気に考えていたけれど、そんなわけなどなくしっかりと怪我はしていたのだった。
終わり