わたしのあたまのなか

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万博まで、あと少し

 

いよいよ大阪・関西万博の開催日が近づいてきた。

わたしは各パビリオンや万博内のイベントなどに全く詳しくはないけれど、どちらかというと今は万博を楽しみにしている。

なぜかというと子どものころに、開催された「国際花と緑の博覧会」通称「花博」に連れて行ってもらった時の非日常感を、まだ覚えているからだ。 (今調べてみたら、わたしが11歳のころだった)とにかくすごい人の多さにびっくりした。でも、誰も殺伐となんかしていなくて、まるでおとぎの国に来たみたいにみんな朗らかで歌を歌うように、踊るように歩いていて「なんだ、ここは!」とわくわくキョロキョロしながら一緒に行った団地のご近所さんたちの家族と歩いた。多分、中で何か色々買ってもらったのだろうが、唯一覚えているのはココナッツのことで、生のココナッツを買って帰って、家のベランダで父が割って中のココナッツウォーターを飲ませてくれた。美味しくなかった記憶はあるけど「南の島のココナッツが、今我が家にある」という状況は、当時の子どもの狭い世界で生きていたわたしにとっては、すごいことだった。

ついでに、花博で覚えているのは、もう一つ。それは、当時7歳だった弟が迷子になったことだ。

母の後ろを歩いていたはずが、振り向くといなかったらしい。父が「こんなところで迷子になったらもう生きて会われへんかも知れんぞ!」というようなことを言って母を責め(そんなこと言うてる場合か!と親になった今なら思う)それを聞いた母はその場で泣き叫び(だから、そんなことしてる場合か!)わたしの両親とはまるで違ってとても冷静だったご近所さんのおばさんがわたしを含む子どもたちを一か所に集めこれ以上の迷子が出ないようにして、他のご近所さんのおじさんとおばさんたちが散り散りになって弟を探しに行ってくれた。結局、父が動物的な勘で「多分こっちの道にいる」と、突き進んだ先で、なぜか確固たる自信をもってズンズンと歩き続ける弟を見つけて後ろから捕まえた、と後から聞いた。

こう書いてみるとなかなか壮絶な現場だが、当時は子どもだったので、再会した弟の様子や、その後にあったであろう両親の修羅場などが一切記憶から消えている。ただ、一緒に行ったご近所さんたちは両親の様子を見てなんと思われていたんだろうなあと考えると、今更ながらあのころはご迷惑をおかけしました、と心の中で謝ってしまいたくなる。


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趣味のマンホール写真より

上の写真は、数年前に鶴見緑地(花博の跡地の公園)に訪れた時に園内で見つけたマンホールの蓋だ。花博開催当時は、このキャラクター「花ずきんちゃん」の絵をどこかに提出するとかで小学校の授業の一環で描かされたことを思い出した。花ずきんちゃん、懐かしい!

 

 

さて、今回の万博のキャラクターのミャクミャク様は、周りではあまり好意を持たれていない。だけど、わたしはこのミャクミャク様が好きだ。

名前は脈に由来しているとか、赤は動脈、青は静脈を意味するという説もあったり、やたらとある目も迫力があっていい。以前も書いたがミャクミャク様には気軽にミャクミャクと呼びすてにできない「何か」があるとわたしには感じる。

しかも、出先の途中の何かのイベントで本物の(つまり着ぐるみの)ミャクミャク様を見かけたことのある夫から「知ってた?あいつ尻尾にも目があるねんで」と、聞かされた時は「くっ...!さすがミャクミャク様!隙がないぜ」と、興奮してしまった。その時、夫が撮らせてもらったミャクミャク様の写真も、ただそこに立っているだけなのに、あらゆる方向に目を向けていることから一種の緊張感が漂っているように見えた。尻尾も含めて全方向に目を光らせているとは、まさに抜け目がない。それに、口だけは笑っているけど、どの目も一切笑っていないところに凄みを感じる。キモかわいいではなく、怖かわいい、といった感じだ。

 

ところで、今回の万博に行く予定の人はどのくらいいるのだろう。

わたしが話のタネに周りの友人に聞いてみたところ、尋ねた人から返ってきた答えは「行かない」もしくは「行けたら行きたい」で「行く」と決めている人はいなかった。ちなみに我が家は行くと決まっていて入場チケットは夫がもう準備している。各パビリオンの予約が面倒らしいという噂は聞いているので、ちょっとドキドキはしているが、せっかくの万博、いつか息子たちが大人になった時に万博のニュースを見て、わたしのように「ここ、子どもの時に行ったなあ」と思い出してくれればいいなあ、という気持ちでいる。

(もちろん迷子には絶対させない!)


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家にあるミャクミャク様のグッズ

写真はわたしが現在持っているミャクミャク様のグッズだ。両方とも夫がどこかでいただいてきた。早速左側のステッカーを家にあるエアロバイクの側面に貼ろうとしたら息子たちから「気持ち悪いからやめて」と、猛反対を受けてしまった。今は息子たちから相当嫌われているミャクミャク様だが、これも彼らがいつか大人になった時に「この強烈なキャラクター、やたらと母親が好きやったわ!」などと思い出してニヤリと笑ってくれたらいいなと思っている。