ぽーんと放り出したい出来事や感情をだらだらと書いてみる。
宇治のおみやげ
夫が仕事で宇治に寄った時に「この和菓子屋さんおすすめですよ」と教えてもらった「ふくとく」というお店でおみやげを買ってきてくれた。
つやつやの茶だんご
わたしは子どものころ茶だんごが大好きだった。とはいえ、そんなに食べる機会もなかったので、数えるくらいしか食べたことはなかったけれど、昔はあちこちにあったお茶屋さんの抹茶のソフトクリームやグリーンティー、それから抹茶飴も大好きだったので、抹茶が子どものころから好きだったのだろう。
息子たちも茶だんごが大好きらしい(もちろん抹茶のスイーツも)以前スーパーの銘店売り場にあった茶だんごを買ったら「また食べたい」と言っていたので、夫のおみやげにとても喜んでいた。
さて、わたしの知っている茶だんごは3つが1本の串に刺さっているものだったけれど、こちらの茶団子は1粒ずつ入っていて、それがぽいぽいと食べやすい。お茶の香りが上品でとても美味しかった。
大きな最中
あずきがびっくりするくらい入っている
このお店を教えてくださった方のおすすめだということで買ってきてくれたこの最中も、持った瞬間あずきがぎっしりすぎて重たいほど。あずきもねっとりしていて甘くて、いくら小さくかじっても大粒のあずきで口の中がいっぱいになる。せっかくなので温かい緑茶を淹れて、ちょっとずつ食べてお茶と楽しんだ。いい夜だった。
通販の罠
ある日の朝5時半に目が覚めた。
ある日の朝、と書いているが、夫は毎朝この時間に起きている。もちろんわたしも結婚した当初は夫よりも先に起きて、朝食を作りコーヒーを淹れていたが、和食を作っても洋食を用意しても、シリアルもサラダもおにぎりも、夫は「朝から食べられへん」と全く朝食に手をつけず「トイレが近くなるし」と、コーヒーにすら口もつけなくなったので「...わたし起きてる意味ないよね」と、開き直って夫が家を出たあとに起きることにしたのだ。
ただ、年に数回、パチッと夫の目覚ましで目が覚めることがあり、さらにそのうち数回は二度寝せずにリビングに行くことがある。この日がそうだった。
起きたと言ってもわたしは何をするでもなく、ストーブの前で「寒いな」と言いながら、夫が点けたテレビをぼーっと見ていると、通販番組が流れていた。西川きよしさんの娘さんのかのこちゃんと、シャンプーハットのてつじさんと、ライセンスの藤原さんという関西色が強すぎる通販番組だけど、どの商品も嘘っぽくなくて本当におすすめのものとして素直に楽しく見ることができるのがいい。
その日は、くし形のヘアアイロンが紹介されていた。くし形なので地肌に近づけても熱くないし、特別なテクニックなど必要なく髪をきれいにセットできるらしい。ふつふつとわたしの心に「これ、欲しい」という気持ちが湧いてきた。
夫が洗面所から戻ってきたので「これ、めっちゃいいらしいねんけど」と話しかけると鼻で笑われた。まあ確かにわたしはヘアアイロンを、ストレート用やカール用、あと携帯用のミニストレート用などいくつも持っている(そして、ほぼ使っていない)また、テレビに目を戻すと、次は首のストレッチ器具が紹介されていた。
それは寝転がって使う器具で、中に内蔵されたエアーで首がぐいっと伸ばされて、しかも背中や腰にまでエアーが届き、しっかり伸ばされてストレッチをしてもらえるらしい。それも、寝ているだけで!使用したかのこちゃんが「うわーめっちゃきもちいいー!」と目を見開いている。「これもええやん」と、夫に言うと次はちょっと苦笑いして部屋の隅を見ながら「そのマッサージ機、俺もこの番組見て買ってん」と言った。
その家にあるものは、肩にかけて使うマッサージ機で(ネックマッサージャーというらしい)そういえばいつかの年末に突然夫が買ったもので、時々思い出したように使っている。いや、さっきわたしのこと鼻で笑ったけど、自分もまんまと買ってたんかい!
テレビの中では次に携帯電話の中の写真や動画を充電しながら保存できる優れモノを紹介していた。「これもよくない?」と、わたしが言うと夫は着替えながら「キリがないやん」と却下した。
まあ、確かにキリがない。テレビの中からテンション高く紹介されたらどれもこれも魅力的に見えてしまう。そういえば、わたしの母もケーブルテレビに加入した時、ショップチャンネルで肌着や補正下着やカーディガンなど大量に商品を購入していたことがあったのを思い出した。夜も生放送で次々商品が紹介され、それがどんどん売れていくので「買わなくては!」という気持ちになったらしい。
夫が家を出た後、誘惑の続くテレビを思い切って消して、やっぱりわたしは早起きするべきじゃないわ、と都合のいいように考えて温かい布団に戻りスヤスヤと二度寝したのだった。
日々のつぶやきをどうするか
ブログにするには短く、Xでつぶやくには長すぎる、そんな文章を「日々のつぶやき」としてまとめて書き始めた。(そもそもXではもうつぶやいていないけど)
なんとなく1、2と連番をつけてしまったところ、10にまで続いてしまった今、どうしたものかと悩んでいる。このまま日々のつぶやき・50とかなってもなあ... でも、番号をつけないとなんとなく気持ちが悪いのはわたしの性格のせいか。
いっそのことカテゴリーで「日々のつぶやき」を作ればいいのだろうけれど、それだと今までの1~9が溢れてしまう。でも自分では日々のつぶやきというタイトルが気に入っているので、とりあえずこれからも11、12と続けていくしかないか。
そんなことをぼんやりと考えた年末だった。
ありがとう2024
ブログを読んでくださり、スターやブックマークをつけてくださった方々、コメントやブックマークのコメント欄で共感してくださったり、温かく優しい言葉をかけてくださった方々、読者になってくださった方々、とてもとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
ブログという自分の大切な居場所がひとつ増えて、まだまだ人生おもしろいなあ、などと思った次第です。そして、皆様のブログを読むことで、楽しい気持ちになったり、考えさせられたり。また、素敵なお写真や美味しそうなものなど、新しいこととの出会いは日々の生活を彩り、刺激となりました。また来年も楽しみにしております。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
ありがとうございました。