わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

はじめての老眼鏡

 

ここのところ、息子の通う学校の保護者会の役員会の活動が忙しく、書類のチェックなどに追い込まれている。目が疲れているせいもあるのか、近くで文を読むとやたらと目がぼやけて焦点が合わなくなってきた。書類を持ちあげて焦点が合う場所まで近づけたり離したりすることもあるので、ついに老眼鏡デビューをすることにした。

老眼鏡デビュー。全然初々しくない。

実は前から「そろそろ老眼かな?」とは思っていたのだ。元々視力が悪くないので、眼に関する知識がほぼなく、今までも眼科に行った経験はひどくものもらいが腫れた時だけだったので、この前夫の実家に行った時に老眼について相談してみた。夫の母は長く眼科に勤めていたため、わたしは眼に関することは夫の母に相談すればなんとかなると思っている。

すると、老眼とは本人が感じることなので、検査の必要などはなく、老眼鏡をかけたからといって視力が下がることもないので見やすくなるなら、市販のものでもかけて試した方がいい、ということだった。

というわけで、わたしのはじめての老眼鏡はこちら

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この前、フライング タイガーに行ったら眼鏡が売られていたので見てみたらReading glassesと書かれて小さく老眼鏡と記されていた。(老眼鏡って英語ではReading glassesというのかと、この時初めて知った)家の中だけで使うならどんなものでも良かったのだけれど、わたしの場合、役員会という他の人もいる場で使うのが今は主だったので、ちょっとおしゃれなものが良かったのだ。これだと金のフレームも細くて、レンズの形も丸くてかわいいじゃないか。

ちなみに、眼鏡ケースは随分前に夫が買ってきてくれていたハリーポッターのものを使うことにした。当時出先で入った雑貨屋さんでハリーポッターグッズがお値下げされていたらしく買ってきてくれていたものの「なにこれ?筆箱?」と、普段あまり使わない長細い形に、何に使っていいのやらわからなくて使わずに置いていたのだけれど、眼鏡ケースとしてちょうど使える!と、今になって役に立つこととなった。これもわたしが老眼鏡をかける運命だったのだろうか。

さて、早速老眼鏡をかけてみると、おお!見やすい!

なんというか、虫メガネが眼鏡になった感じで、手元のものが大きく拡大されてぐわっと見やすくなる。そのまま視点を変えて遠くを見ると、逆にぼやけてめまいを起こしそうになるが、手元のものはくっきりと見えるようになった。

役員会では書類を見ながら他の人の話も聞くので、老眼鏡をかけたまま顔を上げると視点が変わって頭がぐらぐらするようになるため、わたしは鼻のギリギリにかけて、書類を見る時だけ老眼鏡を通して見るようにしたが、ふと、これっておばあちゃんやおじいちゃん特有の眼鏡のかけ方やん...と気づいてしまった。

あの、ほら、ぽたぽた焼きのキャラクターのおばあちゃんとか...。それこそ、ハリーポッターのダンブルドア先生とかさ...。

老眼鏡デビューでわたしのおばあちゃんへの道が加速した気はするが、手元のものが見やすくなったので、縫物や編み物の時にも使うようになり、わたしは大変気に入っているのだった。