わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

初めての替え玉

この前の休日に家族で一蘭に行った。

息子たちは一蘭がとても好きで、その日の昼ごはんをどうしようか、と話していたら、二人そろって「一蘭がいい!!」というので、電車に乗ってはるばる行ってきた。

さて、これまで何度も食べたことのある一蘭だが、わたしは一度も替え玉をしたことがなかった。というか今まで外食でラーメンを食べても替え玉をしたことがない。理由は概ね一杯のラーメンで満足するからであるが、この日はものすごくお腹が空いていたことと、一蘭のアプリの誕生月特典で替え玉無料券が届いていたので、せっかくだから食べてみたくなったのだ。

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まずは、一杯

余談だが、わたしは一蘭では白ネギ派だ。その昔一蘭をよく食べていたらしい父から「ネギはお願いしたら青ネギと白ネギの両方を入れてもらえるぞ」と聞いてそれを試したこともあったが、白ネギのシャキシャキした歯触りがすごく美味しかったので、今では白ネギのみにしている。ということを夫に話したら「俺は青ネギ派やけどな」と言われた。なぜここで突っかかってくるのか分からないので無視しておいた。(白ネギも美味しいよなーでよくない?)

 

わたしの一蘭のオーダーは、全てにおいて普通、または推奨されている基本を選ぶのがこだわりだ。

味の濃さ・こってり度・にんにくは基本、赤い秘伝のたれは1/2倍、麺のかたさも基本。

これまでに、こってり度をこってりに変えてみたり、味の濃さをこい味に変えてみたりしたこともあったが、食べながらも初めて食べた時の感動の「一蘭の味」を探している自分に気づいたのだ。

そこで、初心に戻り、毎回全てを普通と基本にすることにした。間違いがない、王道の味。ただ、時々にんにくと赤い秘伝のたれはなしにすることもある。なぜならそれらをなしにすると、優しくてまろやかなスープになるのだが、この味は、その昔息子がまだ幼かったころに、わたしのラーメンを分け与えて食べさせていた時のことを思い出してホッとする。これもまた、わたしにとって特別なあの時の「一蘭の味」である。

 

ズゾッ…ズズッ…と、ラーメンだけに向き合いただひたすらすする。時々スープをごくりと飲む。合間のネギのシャキシャキ感がとてもいい。だが今日は替え玉をするのだ!この美味しさがもう一杯味わえるなんて…!!ぐふふふ…

人から見たらただラーメンを食べるおばさんだったと思うが、その内心は「かーえだま!かーえだま!」と、初めての替え玉に浮き足だっていた。

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そして、届いた替え玉

ちなみに、替え玉の麺のかたさも普通を選んだが、憧れの「だし多め」にしてみた。

まず麺だけ食べてみる。美味しい。小麦の味と、ほんの少ししょっぱいだしの味がまたすごくいい。このまま麺だけでわしゃわしゃ食べたくなったが、それは替え玉上級者になってからのお楽しみにしよう。

替え玉のために多めに残していたスープに泳がせる。ふふふ… これからまた美味しい宴の始まりだ!

…と思ったのだが。

美味しかったのは最初の5口くらいで、そこから先はお腹がいっぱいで苦しさとの戦いだった。ううー苦しいよーもう食べられないよー!

すでに一杯半食べ終わったあとの息子(9)が隣で「ちょっと足りない」と、話していた声が聞こえたので、これ幸いと残りを食べてもらった。

 

というわけで、わたしの「初めての替え玉」は、ほんの少ししょっぱい思い出になってしまった。やっぱりラーメン二杯はわたしの胃には多すぎたようだ。でも一蘭は美味しすぎて一杯だけだとほんの少し物足りないんだよな…というわけで、次は半分だけの量の半替え玉にしようと企んでいる。

 

(夫はこの日なんと替え玉を4回頼んだらしい。ということはラーメン5杯を食べたことになる。息子(12)も替え玉を1回、合計2杯食べてちょうどいい量だったという。なぜそんな量を食べられるのか。ずるい。ずるくないけど、替え玉で満腹になってしまったわたしから見るととても羨ましい)