はてなブログproと独自ドメインをどうする?の、続き
少し前から悩んでいた、はてなブログproと独自ドメインをどうするか?問題。
以前こちらに書いたところ、アドバイスやご意見をいただけて、わたしのなかでようやく「はてなブログproだけは続けることにしよう」と、結論を出すことができた。
(ありがとうございます!)
そんなわけで、これからははてなブログproは続けるけれど、独自ドメインに関してはよくわからないしやめよう、と思っていた。これまでの自分の記事のリンク先を変更するのが面倒だとも教えていただいたので、それをボチボチやるしかないかなあ、などと呑気に構えていた。
ところが、ドメインを変更したらこれまでいただいたスターやブックマークが消えてしまうらしい。しかもそれを知ったのは更新期限のたった5日前。
え、どうしよう!スター消えちゃうの?
そう、わたしは今のドメイン→元のドメインに戻すお知らせを貼って、これまでのリンク先を変更すればいいと簡単に考えすぎていたのだ。
それにしても、旧ドメインから新ドメインに変えた時はスターもブックマークもそのまま引き継げたのに、今のドメインから旧ドメインに戻すと消えるなんて全く理不尽な話だ!しかし、これもわたしが無知なまま手を出したのが悪かったのだろう。
さらに、ドメインを元に戻すことのお知らせや、新しいアドレスのリンクに貼るなど、遅くても1ヶ月前くらいからは周知のための準備をするべきだ、という文も見つけ、わたしは非常に焦った。何しろやめる方向で考えていたのに、いろんなことを知ったのは更新期限の5日前なのだ。
独自ドメインをやめてしまうか、続けるか。
焦ってぐるぐると考えた結果「もうこうなったら、proも独自ドメインも両方続けたらええんや!!」と、これまでと何一つ変わらないことを選んだ。共に料金がかかることなので、迷いに迷ったけれど、夫の「悩むくらいやったら続けたらええやん」という一言にも背中を押された。
というわけで、わたしの腰の重さと爪の甘さのせいで、今回ははてなブログproも独自ドメインも更新することにした。というか、これまでのスターが消えてしまうなんて申し訳ないしわたし自身もとてもさみしいし、もう独自ドメインはこのまま一生変更できない気がする。いっそのこと、せっかくだから、コメントで教えていただいた楽天アフィリエイトにでも挑戦してみようか、などと考えているところだ。
平家物語のはなし
息子(13)が、テスト前の勉強をしていた。聞くと、平家物語が問題に出るという。
平家物語!なんて懐かしい響きだろう。
息子がどうやっても暗記できないと言うので、せっかくだから一緒に覚えてみることにした。
「祇園精舎の鐘の声」の始まりを読んだ瞬間、自分がまだ学生だったころの記憶が蘇った。そういえば、当時平家物語を覚える時、いつも耳なし芳一のおどろおどろしい絵があたまのなかをよぎりとても恐ろしかったことも思い出した。
ところが今回、息子が持っていた現代語訳を照らし合わせて読んでみると、今まで抱いていた恐ろしい話なんかではなく、政治の良し悪しを書き記したちゃんとした話だった。あのころも習ったはずなのに、わたしは自分でもびっくりするくらい平家物語の中の内容が全くあたまに残っていなかったのだ。まるで初めて目にするかのように、へえ、なるほど、などと思いながら現代語訳を読み終え、いざ暗記へ。
わたしはテストを受けるわけじゃないので、とりあえず5分だけ時間を取って暗記してみることにした。そうすることで「ほら、お母さんも5分でこれだけ覚えられるんやから、君もできるやろ」と、息子に言い聞かせられるだろうと思ったからだ。
ところが、タイマーを開始して読み始めたものの思ったより覚えられない!普段、YouTubeのショート動画で流れてきたどうでもいい動画は一瞬で覚えてしまうのに、一行読んで手元にある平家物語が書かれた紙を裏返してしまうと、あたまのなかは真っ白。たった一行がこんなにも覚えられないなんて。
息子の手前、澄ました顔で集中したかのような表情で平家物語をじっと眺めつつも、わたしは非常に焦っていた。このままでは示しがつかないじゃないか!せめて「祇園精舎の鐘の音〜ひとへに風の前の塵に同じ」までの最初の4行だけは覚えようと、必死に目に焼き付けて紙を裏返しあたまに叩き込む、という作業を繰り返した。
その結果、5分間で、
「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、」
までを暗記して口頭で唱えることができた。
おそらく息子はわたしが1、2行しか覚えられないとでも思っていたのだろう。「すごいやん」と、言ってその後やっと本腰を入れて覚え始めた。
久しぶりに本気で「何かを覚える」ということをがんばったし、確実に脳の衰えを感じた出来事だった。これからも時々はこうして「何かを覚える」という作業をした方がいいかも知れない。
さみしくなる、朝、の続き
9月いっぱいで、関西の読売テレビの朝に放送されていた「す・またん!」が終了してしまった。
わたしの朝、いや、我が家の朝は予想していた通り、淡々と静かなものに変わってしまった。「す・またん!」が終了したあとは、「ZIP関西」という番組が始まり、「ZIP」の合間に関西の情報が流れるのだけど、コーナーなのか番組なのかよくわからない短い時間だし、初めてそれを見た時は(これやるくらいやったら「す・またん!」続けたらよかったやん…)と、思ったものだ。
そんなわけで、最近の朝は「めざましテレビ」を見る機会が増えた。なぜかというと、この番組には星座占いがあるので、朝から息子たちがわいわいと楽しそうにするからだ。自分の星座が最下位だったらわーわー騒ぐし、上位だったら得意げにする。そんな様子が朝の時間を明るく元気にしてくれるので、我が家の朝に「めざましテレビ」が定着しつつある。
さて、先日終了してしまった「す・またん!」だけど、実はわたしはその最終回を録画していた。なぜなら朝は、どうしてもばたばたするので当日じっくりと見れないだろうとわかっていたこともあるし、息子たちは番組途中の時間帯に登校するので最後まで見れないため録画するように頼まれていたからだ。
だけど、あれから誰も録画した番組を見れないままでいる。見たら、終わってしまったのだな、とまたさみしさがぶり返してしまう気がするし、何より番組は生ものであるので、時間が経ってから見るとおもしろくなくてがっかりしてしまいそうなのが怖い。かと言って見ないまま消去してしまうのも惜しい気がして、わたしはあれ以来、見ようか見まいかぐずぐずと悩み続けているのであった。






